宇宙人東京に現わる | Electronic Dolphin Eats Noise

Electronic Dolphin Eats Noise

空論上の九龍城

生誕110年記念 脚本家・小國英雄の「仕事」

{5EDBED36-DAA1-46D8-9D29-5DA9AA103BCD:01}
{265C337E-4BDB-4412-A3AD-7FF8A16FE44E:01}
『宇宙人東京に現わる』
2014年7月 @ シネ・ヌーヴォ

個人的にはTV放送で見て以来約20年振りに再会した。
1950年代のハリウッドでの宇宙SF物のブームを受けての果敢な一本。 


今作に関しては、幼い頃に愛読してたコロタン文庫の『SF怪獣と宇宙戦艦』にモノクロのスティール(これ⬇︎ではないけど)

{1F672E54-BC26-4108-B84F-6DA2466C06C7:01}
が載っかってて、そのパイラ人の造形にゾクっとして以来、ずーっと見たかったのよね。 

あの岡本太郎がデザインしたパイラ人は今の感覚で見ると非常にラヴリーな訳ですが、当時の観客でも流石にうーん…だったんじゃないんかな?
太郎さんは怒ってたとか。
でも、あの目や言語の感覚は中々素敵。

{CCB715DD-C41E-43C9-8BA4-35BCF9827B0C:01}
幼い頃に見てたスティールの印象が強烈で、えっ!?実際は人間サイズなの?で、腰砕けたよね(笑)。 


そもそも、今作どれぐらい大映が力入れて作ってて、結果どんな反響だったのか?全然判んないんですが、原水爆へのメッセージの取り込み方なんかからもこの二年前の『ゴジラ』に近いもの感じるし、色々とユニークな視点も溢れてる。

{29BE8D50-5915-4052-9367-8D3B4F0CD81D:01}
唯今作、決定的にSFマインドが欠けてるんだよね。それは時代性とか予算だとか関係なく、見せ方の感覚として。

チープな特撮だって、見せ方次第ではもっと何とかなった筈。


更に、これすんごい真面目な作りだからさ、カルトなB級SFとしても弄れないし(笑)。


でも、後半の黙示録的ヴィジョン、ディザスタームービーとしてのムードは中々のもの。

{30E9B8B7-E931-4483-973B-D8BFAB3325A7:01}