想像以上に“映画的”興奮で以って共に通学路辿れる77分。
上映時間=(ほぼ)通学時間な構成も素晴らしいし、何より将来を描き、学ぶ為に通う子供達の姿が活き活きしていて心撃たれる。
いやぁー、これは周りの評判の良さも納得。
近年の乱発されるドキュメント映画バブルには抵抗あるし、そもそも劇場で掛ける意義に疑問持つ様なタイトルも多い。
しかし、こんなに劇場が映えるドキュメントならば認めざるを得ないね。
世界各地から厳選された四ヶ所(ケニア・アルゼンチン・モロッコ・インド)の通学路をほぼ同時進行、しかも上映時間と巧みにシンクロさせた構成が先ず見事で、それぞれの僕らには想像すら及ばないスリルと、しかし、それすら希望の糧にしてしまうかの様な活き活きとした子供達のあの姿!
世界にはこんなに苦労して迄でも学びたい子供達がいるんだよ。だなんて甘い同情や教訓、応援を物ともしないそれぞれの子供達の逞しさと、しかし、そんな状況ですら無邪気に楽しんじゃう図太さ!
どの子も愛おしいし、この後をそれぞれが語る夢にどれぐらい近付けるのか?は、是非追って欲しい!
兄ジャクソン(聡明だ!)君についていく妹サロメちゃん、兄カルロス(イケメン!)君についていく妹ミカちゃん。のキュートさ!
モロッコ三人娘のしたたかさ!
インド三兄弟のバカっぷり!
これはDVD出たら姪っ子&甥っ子に贈ろう!
まぁ、画がね、圧倒的!
(引いた画での)あんな僻地に幼い子供が!な図でもう涙腺ウルウル来る訳ですが、これはスクリーンでだからこそな気がするシーンも多々。
余りに出来過ぎたカメラワーク(あの象登場の時のカメラ割りは出来過ぎ!)、マジか!?なトラブルの数々(インドの…)…へのツッコミは野暮ってもの(してるけど)。
面白かったのは、やっぱあの鶏ね!
あれ、何だろなぁー?もしや生弁当!?だなんて疑問が、緩やかに氷解するオチにホッコリ。
あと、それって致命的じゃん!な車椅子のトラブルを前にしてもワキャワキャじゃれ合う三兄弟がどう大人になるのか?は楽しみで仕方ないぞ!
