- 参ったな・・・
- 海街diary 1 蝉時雨のやむ頃/吉田 秋生
私は熱心な吉田秋生ファンでもない。- 本シリーズを手にしたのも、最初はあの『ラヴァーズ・キス』の続編だなんて話を聞いたからだ(実際はちょっとリンクしてるだけ)。
- しかし、今では大好きだった『ラヴァーズ・キス』なんかよりも大切な作品になってしまった・・・
鎌倉を舞台に、“家族”の本質を、柔らかく、しかし強い眼差しで描いた本作。
複雑な家庭環境を越え寄り添う四姉妹を軸に、それぞれが関る家族・恋人・友人・・・様々な想いが時に歪に、時にストレートに、ぶつかり合い・絡み合い・解け合う・・・
海の潮の臭い、吹き抜ける風の温度、笑い声や泣き声、美味しそうな食事や飲み物etc.
観光する以上に身近に鎌倉を感じた。
次巻の待ち遠しさは、本書の恋模様に通ずる。