帯の謳い文句が“どんなにキメても捕まらない”
- L.S.D/アスミック・エース エンタテインメント

90年代後半暴走の一途を辿っていたプレイステーション。この時代のゲーム機メディアが持つ表現の自由とフットワークの軽さは、様々な表現者のまさに遊び場だったんでしょうね。しかしこれはやり過ぎだ(笑)。
ドリーム・エミュレーターだそうです。夢の中を彷徨い続ける。それだけ。そんなゲームが売れる訳ない。よくぞ作った!
製作者達が見た夢を集め、そこから抽出した世界をCG化。そこを私達プレイヤーがフラフラと歩き回ります。その世界同士はリンクし合い壁を越えれば違った世界に渡れます。勿論覚めもするし。また、同じ世界でも微妙な変化もあるし、プレイを続ける事によってその世界自体や味わい方も違ってきます。
佐藤理による電波系なBGM(初回はCD同梱)も中々の雰囲気あるし、オープニングにはそのBGMを著名なエレクトロニック系音楽家(ケン・イシイ、ジミ・テナー、μ‐Ziq他)がリミックスした曲(そのリミックス音源は別売りされた)が流れます。
只、時代が時代だけあって今やってみるとCGがあまりにしょぼいし、容量の問題もあって世界観が狭過ぎる。コンセプト自体はかなり面白いので今の技術でまた作ってもらいたいね。ネットでなら無限に変化・増殖さす事もできるんだし。 って、あるのかな???
このネーミングなんですが、別売りの本(坂本龍一氏、常盤響氏、湯村輝彦氏他による夢日記を纏めた物だとか)によるとLOVELY SWEET DREAMだそうです。おまけのCDのタイトルはLucy in the Sky with Dynamites。- しかし、プレミア価格付いてるのは如何なものかな~?