そんな明治時代の人物で
日本人ならずとも世界的に有名な人がいます。
1万円札のあの人
福沢諭吉先生です。
その著書でもっとも有名な本
「学問のすすめ」
文語体のため、現在人は読みにくいことから
読むのを避けられてきましたが
最近、現代語訳された本が出版されています。
「学問のすすめ」は、必須アイテムです。
ドラッカーや坂本竜馬、岩崎弥太郎が
なにかと持てはやされていますが、
現在日本の原点はやっぱり「福沢諭吉」です。
学問のすすめの最初の一文
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」
は、誰もが知っている有名なものですが、
その意味を正しく理解している人は少ないと思います。
「みんな平等なんでしょう?自由平等を説いているんじゃないの?」
という人が多いとは思いますが、
ただ自由平等を説いているのではありません。
前回の渋沢栄一と似ているのですが
「死ぬまでで勉強せい!但し、机にかじりつくだけが勉強ではない」
「客観的な判断と時代に則した判断が必要である」
「日本人の本質を知って、初めて他国文化を受け入れる」
「知識とともに品格を持て」
「人望を得れば商売もうまく進む。ゆえに色々と人から学ぶべきだ」
「学問を学ぶチャンスは老若男女問わずある」
「人間同士は、頭脳で勝負するしかない」
などなど・・・・いまさらながらのにの内容が満載です。
しかし、なぜ今「学問のすすめ」なのか。
その答えは現代社会の問題を解決する糸口を
見つけられるからです。
格差社会
育児放棄
モンスターペアレンツ
ゆとり教育
若者の無気力さ
放任主義
人間関係の疎遠化
孤独死
アジア関係の問題
これらの問題は
江戸から明治時代に掛けての
諸問題と重なる部分が多いのです。
故に今、「明治時代」を学ぶべきなのです。
そして、明治時代のベストセラー
「学問のすすめ」がお勧めなのです。
ちなみに「学問のすすめ」は
慶応義塾生向けに書かれていますが
庶民のどんな人でもわかりやすいように
ストレートな表現で書かれています。
ですから、高度な知識を必ずしも必要としません。
流行のビジネス本を読むよりも
理解しやすい表現になっています。
個人的な感想
学問のすすめでは、「権利」は「権理」と書いています。
まさにこの単語がキーワードになっているなーって感じました。
「自己の利益を主張する」でなく、「ことわりを主張する」です。
筋道だった真っ当な主張なら、誰しも納得できるものです。
筋道立てて話をするには、知識がないと話が出来ません。
知識を得るには、いろんなことを勉強するしかありません。
故に「学問のすすめ」なのです。