2月に入り現在イタリアの2生産者をクローズアップしたワインフェアを開催しています。

北イタリアはピエモンテ州のつくり手、ロベルト・サロットから4アイテム
そしてイタリア中部から南部にかけて幅広くワインをつくるファルネーゼから5アイテムを用意しています。
ロベルト・サロットは誰よりも早くバローロにアパッシメントの考えを持ち込んだ革新的人物で、ワインスクールを卒業してから父を手伝ってきましたが、その後年間生産量6,500万本というピエモンテの大規模な醸造所の醸造長として手腕を発揮。同時にガヴィにある醸造所のワインメーカーとしても活躍しました。現在は、それらの職を辞し、彼自身の畑をバローロ、バルバレスコ、ガヴィに所有し、質の高いワイン造りを行なっています。
そんなサロットのワインはおすすめしたいワインばかり




まずはペツォーネ・ロッソ
バローロエリアのブドウを使用しながらあえて、「ヴィーノ・ダ・ターヴォラ」を名乗るワイン!
高品質ネッビオーロを気軽に楽しんでもらいたいというサロットの思いから生まれた限定ワインがこの「ペツォーレ」
濃厚で凝縮感がありながらもタンニンは強すぎず口当たりも滑らか



表記はありませんが中身は2013年でまだまだ若さも感じワインです。
サロットの白ワインは今回はこちらのみです。

ガヴィ デル コムーネ ディ ガヴィ ブリク サッシ
ロベルトは、「良いガヴィを高くない値段で」をポリシーとしています。特徴は長い発酵にあり、3~4ヶ月もかけます。その間、死んだ酵母が沈んでいて、ワインにミネラルを与えます。また、長い低温発酵のため、自然のCO2がワインに溶け込み、長くフレッシュさを保つことが出来ます。
ガヴィの生産者組合のジェネラルマネージャーとしても活躍する彼だからこそ、ガヴィにはこだわりがあるみたいです



飲むと、ガヴィというとドライで味気ないものも多いなかフレッシュで爽やかながらもしっかりとした果実味が楽しめます




エレーナ バルベーラ・ダルバ ラ・ルーナ
サロットの娘に捧げた、良年にしかつくらないワインで、生産本数も8000本ほどの限定ワイン



畑はワイナリーのすぐ後ろにあり、急斜面で南向き。古い区画で樹齢60~70年のものもあるそうです。
収量も通常の半分でアメリカンオークを使用!
味わいは濃厚でリッチ!香りはタバコのようなスモーキーさとバニラを思わす甘い香りががたまりません



そして今回サロットの目玉であるワインがこちら

バルバレスコ リゼルヴァ 1998年
ロベルトの父アンジェロの時代につくられたワインで、良い状態になった時に出荷しようとセラーでキープしていたワインが遂にリリース!
味わいは20年だった今でもフレッシュさもあり、まだまだ若々しいです。
ゆっくりと変化を楽しめるワインです。
バルバレスコ リゼルヴァ1998年は限定12本のためなくなり次第終了になります。
しかし今回はなくなり次第、2000年が限定入荷します!
2000年は1998年をも上回るビックヴィンテージ!
ちなみに1998年は残した僅かです!
二十歳にワインを飲みたい方はお早めにご来店をお願いいたします



それでは皆さまのご来店をお待ちしております。