6月の雷門店の特集蔵は、なんと2つ(秋田県)秋田清酒から
刈穂、やまとしずくです

秋田清酒には刈穂を醸す刈穂酒造とやまとしずくを醸す出羽鶴酒造の2つの酒蔵があり
それぞれ酒蔵の環境が違うこともあり仕込まれているお酒の個性も違います。
刈穂は、熟練した杜氏と新しい感性を持った若手の蔵人、繊細な感覚を持った女性蔵人3者の
技術と感性が融合して、伝統的な手法から新しい味わいのお酒を醸しています。
刈穂の酒造りの特徴は全量酒槽(さかふね)しぼりです。
酒槽しぼりとは日本酒の搾り方の一つで、
酒袋(さかぶくろ)に入れたもろみを槽(ふね)と呼ばれる伝統的な道具で搾った
日本酒のこと、または搾り方をいいます。
昔ながらの伝統の上槽方法で非常に手間がかかる方法で雑みが入りにくいため
本当のお酒の美味しさが味わえます。
やまとしずくは、原料の酒米作り、仕込み水、造り手の全てが蔵から半径10㎞圏内に存在し、
酒蔵が米作りから醸造、販売まで全てに関わって丁寧に生み出されています。
やまとしずくは、1994年に立ち上げられたブランド
「やまと」とは創業家である伊藤家の屋号で、創業当時「ヤマト酒造店」と名乗っていたことに由来するそうです。
今から約150年前の創業者の精神と創業時代の酒造りを受け継ぎ、
米も水も特定地域のものだけを使用し、地域性と個性のはっきりした美味しい酒を造ることが
やまとしずくのコンセプト。
また米作りからの酒造りがテーマになっており原料米は
全て、創業家・蔵人・地元契約農家の田んぼで栽培された厳選された酒米だけを使用し
毎年同じ人・同じ地域にて栽培された良質の酒米で仕込む事で
酒質の安定と向上を目指している蔵元です。
そんなこだわり持った蔵元から今回8アイテムのお酒が楽しめますので、
是非皆様もお試しになってみてはいかがでしょうか、
それではご来店お待ちしております。