雷門店2月の特集蔵は、栃木県那須烏山の銘醸蔵東力士です。

東力士と言えば1970年より大吟醸酒を中心とした長期熟成酒製造への取り組みを開始。
現在まで約38年に及ぶ貯蔵・熟成の経験と実績を持つ国内屈指の長期熟成酒造りの
先駆者蔵元として現在も新たなる日本酒の味わいの創造に向け
熟成酒を育て続けている熟成酒のパイオニア的な蔵元ですが
今回、私松本がおススメするお酒は熟成酒ではなく新酒です。
東力士のプレミアムしぼりたてシリーズ
極一滴雫酒、純米吟醸無ろ過生原酒五百万石

新米の五百万石を栃木酵母にて丁寧に醸されたもろみを酒袋に詰め吊るして
圧を掛けることなく零れ落ちた原酒だけをそのまま採った袋吊りのお酒。
袋吊りで採られたお酒を無ろ過、無調整で瓶詰め
かすかに澱が絡み、新酒の荒々しくも爽やかでいて味わいの豊かさを存分に
感じさせる上立ち香すっきりとした口当たりに続いて芳醇な甘みと酸味が
同時に口中に広がります。
是非皆さまも贅沢な手法でしぼられたお酒を試してみてはいかがでしょうか
それでは、皆様のご来店心よりお待ちしております。