浅草は春満開で毎日花見客で
大賑わいです

そんな中ワタクシは先日、勉強の為に山梨県甲府市にある
シャトー酒折ワイナリーに行ってきました



出来事がございましたが、このお話は後程ブログの
『シャトー酒折 番外編』ででもお話しするとして…
今回醸造家の井島さんに説明・案内をしていただきまして、
私達は作り手の熱い熱い想いと栽培家との関係の大事さを
熱く主張していたのが印象的でした。
ですので皆様にもこの熱い想いをお伝えしたいと思います。
ワタクシが一番強く感じたのは
やはり美味しいワインを造る想い

そして栽培家と醸造家の理想的な
関係と想いの共用でした。
シャトー酒折のワイン造りのモットーは…
『良いワイン=高いではない。
毎日の食卓で楽しめるリーズナブルで美味しいワイン
気づけばいつの間にか1本あけてしまう様な食中酒』
だそうです。
確かにこの言葉には奥深い物を
感じました…
この様な美味しいワインを、造るにも醸造家だけの力では何も
出来ないし栽培家だけが美味しい葡萄を育ててもワインはできない。
栽培家と醸造家の想いが共用でき信頼関係が
とても大事なんだと思い知らされました。
どうしたらそのような関係が築けるのだろう・・・

井島さんは常に栽培家の為に考えていました。
ほんの一例が・・・
何より美味しいワインを作るには美味しい葡萄が必要
農協から葡萄を購入する際に使用するコンテナです。
栽培農家のみなさんが『酒折さんのコンテナは
あまりにもきれいすぎるので悪いブドウを入れるわけにはいかない』と
言うぐらい徹底的に洗うそうです。
『せっかく良い状態でブドウを収穫してもコンテナが
汚くては意味がない』と井島さんがおしゃっていた言葉に
我々料理人の世界も同じだとおもいます。
鍋1つにしても厨房がキレイでなければ意味がないと!
ワタクシも熱く感じました!負けられない

酒折には2000個もあるコンテナを朝から洗い
一日に24個しか洗えないそうです。
徹底的に洗い漬けこみ時間をかけているそうです。
全部洗い終えるのに3カ月以上も洗い、仕事の3割は掃除と話すぐらいでした。
もちろん機械も全てバラバラにしてねじ1本1本ブラシで丁寧に洗うそうです。
『全ては栽培農家から引き受けたブドウを美味しいワインにする為・・・』
ちょっとワタクシも感動致しました。
今回まだまだ語りたい事は山ほどありますが
また第二弾と続けていきたいと思います。
またいろいろとテイスティングもさせていただき
皆様にもお伝えしたいワインもありますのでお楽しみにしていて下さい
皆様まだまだ春の陽気をたのしんでくださいね!
Nori