この前ニュージーランドの生産者が来ましたとお伝えしましたが、今度はフランスはブルゴーニュから生産者さんが我がwine-kanに来てくれました。
アルベール・モロと言いブルゴーニュはボーヌ村に本拠地をおくつくり手さんで、1820年から続くドメーヌで当初はネゴシアンとして創業したそうですが、1984年以降はドメーヌに専念。現在ほぼ全て1級畑である約8haを所有してるそうです。

熱心に地図や写真を使って説明してくれました


ボーヌを中心に1級畑を数多く持ち、それぞれの畑の特徴も細かく教えていただきました

今回wine-kanでは3アイテムをご用意していますが、それぞれの特徴を説明して頂きました。
2006年 ボーヌ・エグロ ブラン
ボーヌの中でも南側にある畑で、石灰質が多い土壌なので引き締まった味わいでミネラル感のある白ワインです。
2005年 ボーヌ・サン・ヴィーニュ
ボーヌの北側にある畑で、北側は粘土質土壌が多く丸みがあってふくらみのある味わいになるそうです。
年も2005年といい年なので、長期熟成も見込めるふくよかでボリューム感のあるワインに仕上がってるそうです。
ちなみにこのワイン『サン・ヴィーニュ』とは『100の樹』という意味ですが、昔はこの畑には樹が全くなく『樹がない』状態で、ブドウの樹を植えた際に『100』と『無い』が同じ発音だったので言葉遊びみたいな感じで『樹がない』⇒『100の樹』になったそうです。
2004年 ボーヌ・ブレッサンド
これもボーヌの北側の畑。サン・ヴィーニュの西側にある隣の畑でより高い場所にあって水はけも良い畑です。
2004年という事もあって味がハッキリしながら、酸の乗った華やかでキレイ、エレガントな赤ワインに仕上がっています。

ワインのもサインを書いていただきました。
ちなみにお気に入りの畑ってありますか?って質問をしてみたところ、答えは
『ブレッサンド』と『マルコネ』
と言ってました。
その理由は?と聞いたら
『その畑から見るボーヌの景色が最高なんだよ!』
と言っていました

ではでは、みなさんのご来店をお待ちしています。