またまた前回に続きワイナリー訪問のお話です

もう3回目であきたって

っていう方もいるかもしれませんが・・・
これからが面白いんですよ

佐藤の独り言より・・・ 早々 本題へ・・・
さてさて
いよいよ今日がピーターレーマンの収穫日初日という事で
いざ畑へ・・・



と思いきや・・・
たどり着いたのはバロッサが見渡せる丘です
。

オーストラリアは夏の終わりにあたるのにここは秋の終りと
言った感じで寒い寒いたった10分程度山を登っただけで
標高差が400m以上

そりゃ下と上ではまるっきり違う気候なので葡萄の味はもちろんの事
葡萄品種も違うわけだと納得納得
佐藤も初日からワイナリー見学と言うより
ワイン飲みツアーと勘違いするぐらい飲んでましたが
ちゃんと勉強もしてるんですよ

ここで朝食を取る予定でしたが防寒具を持っていかなかった佐藤は
絶対反対

結局町まで降りて朝食を・・・
その後いざ畑へ


今回はシラーズの畑にお邪魔しました。

早速手伝わせていただきました。
飽きっぽい佐藤はいつのまにか食してます
ワインにする葡萄はまずいと良く言いますが
そんな事なく美味い

昨日のグロセットもそうでしたがどの葡萄を食べても本当に美味しく驚きです
お手伝いをさぼりパクパク食べていたらみんなに笑われました


オーストラリアの葡萄畑は基本無農薬が多く
ここでは雑草をはやさない為にワラを一面に引くのが特徴だとか・・・

ちなみにこちらの木は120歳 今回ピッキングをさせてもらったのが40歳
もちろん食べ比べました。
同じ畑で隣の棟の葡萄の木でもまるっきり味が違うんです。
話によるともちろん無農薬で肥料もまいていないので120歳の木は根が
左右横には伸びず下へ下へと伸び5m以上伸びてるそうです
下に伸びる事によりミネラルや色々な栄養を吸収出来るんです
それに比べ40歳の木はまだ下にも伸びず左右に伸びているようです

そんなこんなでいっぱい取れました。


さて次はセミヨン
セミヨンと言えば甘口デザートワインや貴腐ワインです
こちらは木に付けたまま熟させるために食べるとレーズンのような
深みのある味わいでした。

甘すぎて鳥の被害もあると言う事でネットで覆って守っています

トップシークレット極秘情報だと言ってましたがお話しちゃいます

貴腐葡萄には貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がなければなりません
よく湿気がある場所や川の近くじゃないと難しいと言われてますが
このバロッサも乾燥地帯でなかなか菌がつかなかったそうです

写真を見ると葡萄の後ろに怪しげな青いホースが・・・
毎朝定期的にこのホースから霧を巻き菌が付きやすい環境を
つくっているそうです
さて
テイスティングは・・・
いつ・・・
早くしてくれ・・・
と思っているとここからがうれしいやら地獄のテイスティングの始まり・・・
ピーターレーマンでは最高のおもてなしと言う事で
畑でそのブドウを使ったワインを飲むと言う贅沢な企画
が、こちらは夏の終りといっても日陰もない炎天下38度


これが贅沢だが地獄のテイスティングの始まり・・・




いくつものの畑を回りようやく終了


次に見せてくれたのは製造場所
昨夜行ったピーターの家に向かったと思うと敷地内を車で4.5分走ると
デカっ なんだこれ

想像以上でした・・・

遠くに見える白いタンクにはワインが眠っているタンク

と思っているとでかいタンクロ―リが到着
これだけのデカイ場所だからガソリンやら石油やらも大量に使うのかと
思いきやあのタンクの中身は全て収穫した葡萄が入っていると
言うじゃありませんか

ひとつのタンクに18tと言う事です

違うトラックが今からジュースにするという事で見学見学


ドボドボドボ




あっという間に葡萄の池に変身・・・
(これ動画だと迫力あるのでぜひ佐藤を見かけたら『見せろ』と行ってください)
ここではもちろんピーターレーマンのワインはもちろんの事
近くの小さなワイナリーの方々がきてジュースにしていただき
そのジュースをさらに持ち帰り自分たちでワインを作るようです
ジュースにする機械を貸しているようです。
サイドビジネスだと

さて次はこちら
ここではまずトラックの重さを量りその後収穫された葡萄を積んで
さらに重量を量りその差し引きが葡萄の買い取り金額になるそうです。

こちらは「ウェイブリッジ」と呼ばれる小さな小屋

この小屋はピーター・レーマンならではの場所で
計量などしてる間、ここでワインを飲んでもらったり食事をしてもらったりと
無料で提供しているそうです
そんなこんなであっという間にピーターレーマン訪問も終り
次はダーレンベルグへ・・・
と思ったけど ダーレンベルグに行く前にまだ時間があると言う事で
またまた緊急企画

途中にいくつもワイナリーがあると言う事で
飛び込みでSHAW&SMITHにも行ってきました。


このワイナリーの前にもNEPENNTHEもあると言う事で
ネペンスの方にもお邪魔しました。


ソーヴィニヨンブランのスパークリングからシャルドネ・ピノ・
シラーズ・グルナッシュと思い起こせば・・・
ずッ―――――と
赤と言えばシラーズかグルナッシュ
ピノが新鮮に感じました。(もちろん素晴らしいワインなんですよ)
そんな楽しい寄り道をしながらいざ出発



佐藤が大好きなダーレンベルグ
待ってろ

