ここはどこ

やっぱり目を覚ませば現実の日本ですね・・・

ただいま帰国して参りました

ひと回りもふた回りも大ききなった(太った?)ダイマスの佐藤です

今回は

ダイマス代表としてインポーターのヴィレッジ・セラーズさんのご協力と共に
ワイナリー巡りをしてまいりました


すぐにバスに駆け込みクレア・ヴァレにあるグロセットへ・・・

いよいよ始まったワイナリー巡りの興奮と
ぶっちゃけすでに疲れきった佐藤は睡魔と闘っていました

なんせ、我が家を出てからすでに30時間以上の長旅
そしてさらに2時間のバス移動・・・
。


見渡す限り草原 草原 羊と草原って感じです
うとうとしてると到着

到着すれば睡魔なんてなんのその元気いっぱいです

グロセットのワイナリーは、クレア・バレー南部オーバーンにあり
リースリングのスペシャリストと言われています。
その畑は北のウォーターヴェイルとさらに北東のポーリッシュヒルにあり
ポーリッシュヒルは ウォーターヴェイルに比べ若干標高が高く
スレート質の痩せた土壌。 同じ樹齢のブドウが ウォーターヴェイルに
比べると半分以下の太さにしか成長しないそうです。
ワインの味わいは、リッチでソフトなウォーターヴェイルに対し
ポーリッシュヒルは引き締まって頑強グロセットは2つの畑の個性を重視し
ブレンドすることなく別々に醸造するそうです。

31年前にもともとバターファクトリーだった
この小さな小屋から始まったそうです
さてさて到着するとなんと今日が収穫の初日と言うではありませんか

と言う事でオーナーのジェフリーさんといざ畑へ・・・


リースリングの畑

この葡萄たちがこの後、製造過程へ・・・

我々は一足早く戻りテイスティングへ・・・

今回ご用意して下さったのがこちらの8本

『グロセット』は2000年ヴィンテージからリースリングの一部に
スクリュー・キャップを導入しコルク・ダメージに対する
『グロセット』の決断はクレア・ヴァレーを始めニュージーランドなどにも広がり
スクリューキャップの伝道師と言われコルクを使っていた
最初の頃は12本中8本近くブショネになってしまった時もあったとかで
大切に育て葡萄が美味しいワインにならないのは非常に悲しい事だと・・・
今や天然コルク最大の敵と例えられる人物"ジェフリー・グロセット"とまで
名前を広め、またリースリング界の凄腕醸造家としても世界に認められた
人物なんです。
そんな方に佐藤は普通に接してていいのか・・・

さて2つのリースリングのうち『ポーリッシュ・ヒル』は土壌が痩せて
ブドウ の成育はかなり遅く、ウォーターヴェイルよりも収穫が3週間も後になり
『ウォーター・ヴェイル・リースリング』は、ソフトで厚みのあるボディ
熟成は比較的早く、ポーリッシュ・ヒルよりもやさしい後口
『セミヨン・ソーヴィニヨン』は、クレア・ヴァレー産セミヨンと
アデレード・ヒルズ産ソーヴィニヨ ン・ブランを50%ずつブレンド
(毎回比率は変わるようですが・・・)
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローは、クレア・ヴァレーの中でも標高の
高 い斜面で栽培しシャルドネとピノ・ノワールはアデレード・ヒルズの
栽培者から購入しているようです。
まぁとにかく初日から美味しいワインを頂いています。
ティスティングと言うより飲みに走っている佐藤です


いろいろとお話もできワインに賭ける思いは素晴らしいものでした。
と、ティスティングをしてると葡萄が届いたと

早速移動


まだかまだかと思っていると(左上)シャッタ―が開き
コンテナの中から葡萄が・・・
みるみるうちに
ジュースとカスに分かれて
手前にあるのが最新型プレス機



収穫の初日ともあってワイナリーの皆さんはかなり真剣モードです。

もちろん頂きました

2012年本当に最初の1番絞りのリースリングジュース


この後この大きなタンクで発酵へと・・・

もちろんオーク樽のセラーも見せていただきました
オーストラリアは乾燥しやすいという事で
定期的に霧をまき樽の乾燥を守るそうです
写真がピンボケしてるわけじゃないよ



最初から内容の濃い物でした
グロセットを後に・・・ ピーターレーマンへ・・・

そうそうやっぱり南の島!? 赤や青の鳥たちもやたらと見かけました。

そうだ天然のコアラにも会えるかな…(何しに来たんだ佐藤…
