今日は「現実」に初めて気付かされた会社の人事の方と四谷で飲み。
2月に内定をくれた三井不販売は僕に自信を。3月に最終で落とされたザイマックスにはリアルを与えられた。
この会社は12月からリクルーターが付いてくれて、結局12,3人の人に合わせてもらったのに最終で落ちた。そのことから、若干引け目は感じていた。落ちたときにリクルーターに言われた「akkiが全部終わったら連絡ちょうだい。これも何かの縁だし、就活お疲れ飲みしよう。就活終わるまでは、正直会いづらいでしょ?」的なことを言われ、この前連絡して今日飲みに行くことになっていた。
あの12月~2月、毎週のように通った四谷。その記憶をトレースするかのように地下鉄を乗り継ぐ。毎度のように遅刻ギリギリで走った道を、今日はゆっくり歩く。空は雲っていたけど、周りの景色はあの頃より光って見えた。そしていつものサンクスで一服。もうここでタバコを吸うことはないんだろう。本社近くのドトールの前を通る。最終面接の前にこのドトールででタバコを吸おうと思ったら、ライターを咥えてタバコで火を付けようとしたことを思い出す。あの頃は本当に余裕がなかった。前ばっか見て、自分がどの位置にいるのか見えてなかった。
5分前に到着し、受付に行く。この受付の人とももう顔なじみ。いつものように受付後方の狭い待合室に通される。12月に初めてこの部屋に来たことを思い出す。リクルーターのMさんが途中で席を外し、Yさんと2人で3時間近く話した。あの時言われた言葉は「考える習慣がある限り、成長は止まらない」だっけ。
今日は仕事が終わってないらしく、Mさんを待つ間にトイレに。最終面接をした部屋の前を通る。勝手にドアを開けて中を見る。苦々しいあの時の記憶が蘇る。あの内容じゃ、落ちてもしょうがないなと今になってようやく素直になれる。2ヶ月前、「正直に喋って、それで落ちたらしょうがない」って言ってた自分。今になるとアホらしい。この会社落ちて初めて「もうこの会社で働くことはないんだろうな」ってリアルを感じた。正直だろうがなんだろうが、それで落ちてたら世話はない。そんなのは受かったからこそいえるセリフだ。あの時落ちて、自分に必死さが生まれた。「落ちたらしょうがない」って思って受かるほど俺は優秀じゃない。「俺を落としたらテメエ殺すぞこの野郎!」ぐらいのスタンスで臨んで、ようやく「どーしよっかなー」ってステージまで上げてもらえる。自分は甘い。そんなんだから留年するんだ。そんなことにこの会社の最終で気付いた。この会社に入ることはできない。
待合室にMさん登場。しばし談笑。俺がRに受かったのを心から喜んでくれた。叙々苑よりうまい、と言う焼肉屋へ。確かにマジで旨かった。最初のリク面で会ったYさんが遅れて登場。途中から生まれて初めてマッコリを飲む。旨い。昔結興酒を飲んでクソまずい!と思い、その類のかと思って敬遠してたけど。結局、壷で3杯も飲んだ。人事の悩みやら、営業のコツまで色々話しているともう終電。Yさんに「12月とは別人だな」と言われたのが何故か無性に嬉しかった。それはたぶん12月の自分が就活用の自分だったからだと思う。人対人、で認めてもらったのが就活生として認められるのより嬉しいというのは当然といえば当然だけど。
人が大好きだったこの会社に、ようやく素の自分を出せた気がする。今更だけどさ。
この会社を落ちたのが3月の頭。もうその時点で自分の中の就活は終わってたのかもしれない。3月頭からの記憶は桜が咲いて散るくらいのスピードで流れた。ジョブやって、面接やって、内定もらって。その全てにザイマックスで学んだ甘さをカバーして臨んだ。それは自分の中では完成形。100パーセントの自分。4月に落ちたところに「通らなかったってことは、自分には合ってないってことさ」とか甘いことは思わない。単純に自分に力がないだけ。ザイマックス以降落ちたところに入るだけの実力が、自分にはなかったってだけだ。だから、俺が落ちたところに受かってる人とは実力に差がある。その差を40年間で埋めるにはどう考えて行動すべきか。それを真剣に考えなくちゃいけない。
何年か経って就活のことを思い出したら、たぶん2つ思い出す。1つは三井不販売時代の瞳キラキラの時。2つ目はザイマックス時代の泥臭くて自分自身と向き合った瞳ギラギラの時。その2つの差は「必死さ」。
いくらロジック組んでも、「思い」がないと張子の虎になる。
ロジックは人を黙らせることはできても、人を動かすことはできない。
狂えるくらい信じてないと、人を心の底からは動かせない。
今日、本社に向かって歩いてる時にあの当時の自分との差を感じた。当時は空しか見えてなかった自分。今は、空を目指しながら前を見て歩ける自分。まぁ、ちょっとだけだけどさ。でもそのキッカケになり、過程にあったのはこの会社なわけで。そんな素晴らしい会社の人に就活終わってからも飲みに連れてってもらったり、また遊ぶ約束をしてもらったり。ここで得た自分自身の変化と、人との繋がりは就活中に手に入れた宝の1つだと思う。
考える習慣がある限り、自分から動く習慣がある限り、宝物はいくらでも手にいれることができるんじゃないかな。