日テレのドラマ「セクシー田中さん」の脚本が原作を改変した件の調査報告についての動画をYouTubeで見ていました。
すると続けてテレビの元ディレクターが「テレビはなぜ渋滞情報をガッツリ取り上げるのか」について解説している動画が再生されました。
思わず見ていたら「テレビは困っている人が大好物だからです!」という名言が。
災害で困っている人がたくさんいるから避難所へ行く。
円安で困った人がいるから国際空港へ行って帰国した家族にインタビュー。
ゲリラ豪雨で傘が役に立たずにびしょ濡れで帰宅できずに困っている人が大勢いるから雨の中でインタビュー。
なるほどその通り。
極めつけが連休の高速道路の渋滞です。
テレビのフレームの中に渋滞の車がたくさん収まる=困っている人が大量にいる画が撮れる
だから、渋滞情報が大好きなんだそうです。
そもそもが、渋滞情報を見ている人は家にいてテレビを見ている人なので、その情報の有用性はないんです。
渋滞の只中にいる人は、NEXCOの渋滞情報やグーグルマップの渋滞表示や迂回ルートを見ているので番組の対象にはなりません。
猛暑や大雪、豪雨や台風もしょっちゅう時間をかけて放送しているのも同じ理屈でしたか。
さらに困っている人がいなければ困らせてその様子を録画してスタジオで笑うのがバラエティ。
すんごく納得してしまいました。
最近はますますテレビ離れが進んで、高齢者も視聴時間が短くなっているそうです。
羊もかつては家にいるときは時計代わりにテレビを点けていましたが、近頃ではこまめに消しています。
朝にニュースはストレートニュースを流す15分くらい見て消すか、YouTubeかストリーミングで番組を見ています。
ニュースも動画サイトで見ることも増えました。
いやあ本当に見るべきものがないです。
夜のゴールデンタイムのバラエティもそうですね。
気の利いたユーチューバーの番組の方が面白いもん。
この頃は日本在住の外国人ユーチューバーの番組を結構見ています。
後、音楽系の動画かな。
地上波ドラマなんてDisney+の「SHOGUN」に比べたら大河ドラマでさえもちゃっちく見えます。
地上波テレビはオワコンというのは確かだと思います。(羊)