計算問題のプリントを子どもにやらせると嫌がることは多いのではないでしょうか。
同じような作業を繰り返すのは苦痛ですよね。
でも、計算に習熟するまではある程度の練習量が必要です。
そんなときには、「これをやってみて」と言ってプリントを渡すのではなくて、保護者が計算して答えを書いてから、「ママ(パパ)がやったんだけど、先生!(子どもに向かって)丸付けしてくれない?」と頼むのです。
おまけに「ちょっと自信がないから100点は取れないかなぁ」などと弱気を見せるとなお良いです。
先生と持ち上げられると悪い気はしないので、案外素直に丸付けしてくれると思います。
もちろん、計算の答えは渡しませんよ。
そして適当に間違えた答えをちりばめておきます。
すると答え合わせをするためには子どもが計算しなくてはなりませんから、丸付けといえども計算練習になります。
全問丸付けしたら同じ問題数の計算をすることになります。
あと、「競争しようか」と言って、同じ問題をコピーして「用意ドン!」で始めるのもいいですね。
子どもの競争心を利用してやらせるのです。
わざとタッチの差で負けてやると、つぎもやってくれます。
いやがらずに勉強してくれるくふうをするのも大事ですよ。(羊)