IGS株式会社のプレスリリースに興味深い記事がありましたのでご紹介します。
大学入学共通テストでの成績と生徒の能力と資質の関係を分析したものです。
詳細はリンクを読んで頂きたいのですが、簡単にまとめるとつぎのとおりです。
国語の得点が高い生徒は「決断力」が高い。
数学の特典が高い生徒は「柔軟性」が高い。
国語の得点には読解力が高いほうが有利と普通は考えがちです。
でもどうやらそれだけではなくて、読み取った内容から答えはこれだ!と判断することがプラスされると良いと考えられます。
確かに「ああでもないこうでもない」と迷っているうちに、正解でない選択肢を選んでしまうことがあるでしょう。
羊自身も迷った末に選んだ答えが「やっぱり違っていたか」という経験があります。
数学、ここで分析したテスト科目では数IAなのですが、問題を解き始めてうまくいかなかったときに、違うアプローチを試みる柔軟性が得点力を高めるのは納得です。
小学生の算数を見ていても、教わったやり方に固執する子どもは、ちょっとひねった問題に対応できません。
教わっていないとまったく手がつけられない。
知っている知識を総動員してなんとか解こうとする柔軟性が大事なのは当然です。
考えてみれば、決断力と柔軟性は社会人としても大事な資質なので、子どもをこの点について伸ばしてやるのは、とてもいいことだと思います。
決断力の伸ばし方は下の記事を参考にしていただければと思います。
柔軟性についてはこちら。(羊)