さて、孫羊の学校は、普段も夏休みも宿題がありません。
ほうっておいたら何もしなくて済みます。
休み明けに自由研究展があって、廊下に飾るので、これはほぼ全員が出します。
あとは、それぞれの家庭で考えて、夏休み中に勉強の習慣を崩さないようにくふうしないといけません。
子羊は、孫羊にiPadで、知能訓練と算数系と英語のアプリを与えています。
毎日やる量が決まっています。
アプリなので喜んでやってますね。
それと、正月の百人一首大会に向けて、百人一首アプリもやってます。
普段は持って帰らない算数の問題集を終業式に持って帰ってきたので、終わっていないところをやるようにと子羊が孫羊に言いつけています。
1日4ページ。
ところが、これを見てみるとなかなか難しいのです。
1学期が終わったところで、3つの数の計算式が出てきています。
しかも1つの虫食い算。
例えば、
3+7-2=4+3-□
というふうに。
□の位置が左右中央と変わります。
国語脳の孫羊には、これはなかなかしんどいらしく、時間がかかっています。
左辺の計算はできるのですが、右辺の逆算部分がどうもイメージできないらしい。
10を超えると余計です。
繰り上がりや繰り下がりの計算は習っていないので、計算法で解くのではないのです。
おそらく数のイメージ操作で答えを出すのが狙い。
公立小学校で使うような、「さんすうセット」がないので、実物で見せてやることができません。
そこで、5本の手の指を、いくつも並べるイメージで説明してやりました。
左辺の数だけ指を残して、右辺の数を順番に減らしたり増やしたり。
他にも、二桁の足し算引き算も普通に出てきてます。
算数脳が発達した子は、なんなく答えます。
しかし、数をイメージするのが得意ではないので、視覚優位の認知タイプではないかもしれません。
理由がわからないと、先に進めないところがあるので、原理をちゃんと教えてやった方が良いのかなとも思います。
立体図形、ブロックをハメて立方体をつくるパズルもそんなに得意ではないから、イメージ操作がちと弱いと思います。
文字を読むのはとても速いのですけどね。
言語分野と数量図形分野が両方そろったらすごいと思います。
そういう子もいるんです。
夏休みに少しは、底上げ出来たらいいと思います。(羊)