冬休みの読書は、
- 起業家の本質/ウィルソン・ハーレル
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企業にとって、「本当に」必要なものとは何か。
「独創性」なしにビジネスは長く生き残れない、その独創性の源が「起業家精神」だ!
いうのが著者の主張です。
面白かったのは、TQM(品質管理マネジメント)に代わるものとして、「TQE(トータル・クオリティ・アントレプレナーシップ)」を提唱しているくだりです。
どんなに品質管理体制を突き詰めていっても、その体制を運用する人間が、すなわちそこで働く人々、一人一人のマインドが「やらされ感」であっては駄目で、「自由」で「独創性」に満ちた「起業家精神」を発揮してこそ、トータル・クオリティーがあがっていくという点には「そのとおりだ!」と手をたたかずにはいられませんでした。
「一人一人の本気が社会を熱くする」って、最近上場されたRのOB企業のスローガンにありましたが、まったくそのとおりだと思いますし、その本気の姿勢こそが「起業家精神」の第一歩だと感じるのです。
イー・コミでも、一人一人がもっともっと本気になり、起業家精神を大いに発揮できる会社にしていきたいと考えています。
私も特に今年はこれまで以上に本気に真剣にがむしゃらに取り組んでいこう!と決意を新たにしました。そういう意味でいい本にいいタイミングでめぐりあったと思います。皆さんもよろしければぜひご一読を!