昨日は、慶応SFCの飯盛先生の授業の中でゲスト講師として講演をさせていただきました。

テーマは、「ベンチャー経営論~成長を果たす」ということで、ベンチャー企業が立ち上げ期以降成長路線に移行していくために何が必要なのか?という部分です。


私の経験では、社長や創業メンバーだけの力ではなく、社員全体の結束感が重要だということをお話しました。

・自分ひとりの力では事業は起こせても、成長は果たせない
・人と協力して生み出せる力=「チームワーク」の重要性
・足し算ではなく、掛け算のビジネス

上記のようなポイントについて私なりの考えを一所懸命お伝えしましたが、学生の皆さんの心に響くような講演になったかどうか?不安も残りました。(皆さんの熱気は十分感じたのですが、私の話の内容が・・・)

と、言いますのも前回の講義に比べて、
・講義中の学生の皆さんの反応が今ひとつに感じたのと、
・質問の内容が講義のテーマとは違う内容が見受けられたこと、
・講義後に話しかけてくれた学生さんの数が前回より少なかったこと
からそう思うのです。

これは、私のプレゼン内容が前回より今ひとつであったと反省せざるを得ません。

何故、今ひとつであったのか?

それはたぶん私の話が具体論に欠けていたのと私自身のノリが活き活きしていなかったせいではないでしょうか?

前回のテーマは、新事業を如何に作り出すか?でしたので、具体的事例を元に時間もオーバーしてノリノリでしゃべった気がします。

「成長を果たす~そのために必要なチームワーク」
このテーマは、今まさに私がイー・コミで取り組んでいる最中のテーマです。私自身が真にチームワークの力で成長を果たした時、その実感を味わった後、学生さんの心を打つ話ができるようになるのだと理解しました。

まだまだ経営者として未熟さを痛感した一日でした。

飯盛先生、修行して出直します。またぜひお邪魔させてください!

昨日の講義を聞いてくださった学生の皆さん、まだ発展途上の会社ですが「一緒に成長していける」という意味においては面白く可能性を秘めた会社です。ぜひ遊びにきてくださいね。

1月4日はイー・コミの仕事始めでした。


新年全社員総会では、メンバー一人一人が今年の抱負についてスピーチ。営業・開発・運用・事業開発とそれぞれの立場で仕事上での今年の目標や方針を発表してくれたり、個人的なスキルアップや能力開発についての抱負を語ってくれたり、と、皆さん頼もしい年頭の挨拶でした。


その後、CS(顧客満足)について外部の講師の方を招いて、ワークショップ。

「お客様に満足していただいてこそ利益があがる」

「こうすれば満足という決まりはない」

「本音と建前は違うので、聴く力・察する力が重要」等・・・ためになる話でした。ワークショップの最後にはイー・コミの理念を自分の言葉で語る」というセッションを行い、それぞれの捉え方での「ナレッジ・イノベーション・カンパニー」について発表を行いました。


夜は、場所を変えて「新年会」

イー・コミはじまって以来の一気合戦があったりと、「ウチってこんなに体育会系だったっけ?」と感じるくらい異様な盛り上がりで楽しいひと時でした。

その後、カラオケへ・・・

本部長のお三方も加わり、熱唱!最後は合唱!

このムードのまま一年突っ走りたいですね。今年一年も期待できそうです。



(質問です。写真で熱唱している人は誰でしょうか?)



1月4日今日から2008年のビジネススタートです!


正月早々、原油高、円安・・・等、日本の国際競争力の衰えを感じさせるニュースばかりですね。


日本は最早、金持ち国家の部類ではなく、欧州や中国・ロシアよりも安くものが買える国になってしまいました。

(国平均ではなく、中流以上の層に対し・・・ですが。)ホテルに行っても日本人向けのサービスと、金持ち外国人向けのサービスは差別化がされています。


これって少し前に東南アジアの国々を旅行して逆の立場で感じたことに似ています。

違うのは、東南アジアの国々はこれから伸びていってどんどん良くなっていくのに、日本は下り坂の局面にあることです。


そろそろ本腰入れて日本人の優秀性を発揮しないとこの国は本当に駄目になる気がします。もっと本気にならないと。自分たちの子供の世代に悲惨な状況を残したくない、と思えば今頑張らないと!


日本が世界に誇れる産業を輸出しないと!

イー・コミから世界に何が輸出できるか?そのような観点で製品・技術・ノウハウを蓄積していきたいものです。


新年の始まりにあたり、大きなことを考えてみたいと思います。夢は本人が思った大きさ以下にしかならないものですから・・・