昨日の続きです。

三つ目の時間についてですが、これは「共有する時間」とでもいいますか、過ごしている最中の時間のことです。


この時間は物理的には、はじまりの時間終わりの時間の間ということになり区切られた時間なのですが、人や内容により、共有する時間は長くもなり短くもなります。同じ1時間の会議でもあっという間に過ぎることもあれば、早く終わらないかな~とイライラする会議もあるでしょう。映画等も同じ2時間でも長く感じたりあっという間に感じしたりします。つまり、過ごす相手や内容によって時間の価値が変わるのです。



この「共有する時間」に関して、「厳守すべきこと」とは何でしょうか?



私の意見としては「その時間を退屈させない」ということだと考えます。



せっかく一緒の時間を過ごしているのだから、会議でもスピーチでも相手をワクワクさせて同じ時間でもあっという間に過ごしたように感じる、そういう時間を共有する、そんな状態を「共有する時間の時間厳守」と定義してみたいと考えました。


はじまりの時間厳守=時間に絶対に遅れないこと

終わりの時間厳守=時間は守るが、伸びそうな場合同意してもらうこと

共有の時間厳守=退屈させない気遣い、ワクワク感の演出


こんな風に考えてみたらいかがでしょうか?

今日の朝、All Hands Meeting で話したお題についてブログでも書きたいと思います。時間厳守を意識しながら1週間過ごしてみましたが、時間には3つの概念があることが分かりました。


一つ目は、はじまりの時間。二つ目が終わりの時間。三つ目は後ほど書きます。


始まりの時間は、会社の始業時間や、会議がはじまる時間、お客様とのアポイントの時間等で、時間厳守というとこのはじまりの時間を守ることを通常意味するようです。この「はじまりの時間厳守」については、議論の余地は無いようでして、「ビジネスマナーの第一歩」として必ず守らなければいけない、ということに異議はなかろうかと思われます。


ちなみに「時間厳守」をGoogleで調べると「はてな」等の辞書的なランクの後に記事として、「時間厳守 」「怒りブログの記事、時間厳守 」等が出てきます。面白いのは「時間厳守コンテスト 」なるものまであり優勝者には家がプレゼントされたようです。


二つ目の終わりの時間とは、会議の終了時間や、「スピーチを5分以内でお願いします」、とか、開発の納期等もこれにあたると思いますが、「いつまで」ときられた期限に関する時間厳守です。

これに関しては、基本的には「決められたこと、約束したことだから、守らなければならない」のですが、会議の内容が予想以上にエキサイトしたり、納期などでは開発途中に予想しなかった事が起きたりして一つ目の「はじまりの時間」よりも守れない確率が増すようです。


この時間厳守の対応策としては、相手に時間がのびることの同意・確認を途中途中にとる、ということではないでしょうか?それが納得のいく内容で、相手が同意してくれたのであれば多少時間がのびたり、納期をずらしていただいたとしてもトラブルにはならないと思います。


さて、三つ目の時間については・・・(また明日('-^*)/)


イー・コミでは、週1回、オールハンズミーティング (All Hands Meeting)を行い全社員が一同に集まる機会を持っています。(現在は月曜日朝に変更)


このAHMは2年前に、社員からの提案ではじまったのですが(その時のいきさつは過去の記事 参照)、いつからか伝統的に、クォータ(3ヶ月)毎に司会が代わるようになり、その前のクォーターに入社した人たち(大体3人)が司会をやり、1クォーター終わると次のクォーターの司会に引き継いでゆくスタイルになっているようです。


クォーターで司会が代わると、その司会の人たちの趣向で内容やテーマも変わるのが面白いです。その人たちの個性が出ます。歴代では、「社員検定」や「ヒントでピント」「マナー検定」「ストレッチ体操」などなど・・・


今回2月~のAHMは、「お題を決めたスピーチ」。本部長・副本部長+社長がくじをひいて当たった人が、事務局が決めた「お題」について翌週スピーチをするというもの、先日は営業本部長が「スピード感」について、いい話をしていました。


さて、来週月曜日朝は、私。

お題は「時間厳守!」

頑張ってスピーチ考えます。