被害者がたった一人だから、死刑は重すぎる!

何を眠たいことを! 耳を疑う発言だ



僕らがその一人の命を救うために

どれだけのエネルギーをかけていると思うのだ



いったい被害者が何人ならば、じゅうぶんなのか?

と、その裁判官にとくと訊いてみたい



ある日突然、いきなり命を奪われ

被害者は草葉の陰で合点がいくだろうか?

むろんどんな結果であっても被害者には納得のいくことはないだろうが

少なくとも被告がのうのうと生き続けることを望むことは絶対にあるまい

これが人間のごくあたりまえの感情である



被告にも再生の機会を与えるべきだ!

と、もっともらしい理屈をならべるのであれば

それは被害者にも再生の機会を与えてからに願いたい

それが公平というものだろう



無辜の命を奪った者は

いかなる場合であっても、それがたとえ一人であっても死刑でじゅうぶん

死刑でも軽すぎるくらいだ

それ以外の量刑はありえない



一切是非に及ばず

それが道理だと僕なら考える