入学式シーズン、ど真中
妙に着飾った親と、どこかぎこちない制服姿の新入生の姿を
街のあちこちでみかける
なかなかほほえましい光景である
柔らかい陽の光と臼桃色の桜が
ほほえましさに暖かみを添えあたりを和ませる
親の期待と新入生の希望が
花を咲かせ大きな実を結ぶことを
僕は切に願うばかりである
教育のありようが社会の行く末を大きく左右するのは間違いないが
教育のありようこそが社会の行く末を左右するとつくづく僕は思う
教育の失敗は社会の失敗に直結する
教育熱心な親が多いことは喜ばしいことには違いないが
教育熱心な親の多くは教育のありように熱心なのではなく
自身の子息の教育だけに熱心なのだと嘆く声も多いと聞く
それなら教育熱心な親が多いわりには教育の失敗が続くのも理解できる
社会の失敗を目の当たりにすればそろそろ教育の失敗にも気づきそうだが・・・
なかなかうまくいかないのが現実
くれぐれも無垢な新入生たちには親の轍を踏まないようにと
入学式に急ぐ親子連れとすれ違いながら
ただただ願うばかりの無責任な僕である