関空を離陸して30分あまり

上昇飛行も終わり安定飛行体勢に

すこし揺れは感じるがたいしたことはない

そろそろ機内食が出てもいいころあいである

しかしいっこうにその気配がない

なんやらアテンダントがそわそわしている

通路を行ったり来たりと忙しそうだ

笑顔が失せ顔も少しひきつっているように

いつもの雰囲気とは明らかに違う



すると突然のアナウンス

これから関空に戻るという

理由も告げずに・・・



機内は不安な空気に包まれる

理由を訊いても心配要らないと言うばかり

理由がわかればそれなりに落ち着く取っ掛りも見つけられようが

理由がわからないとなれば、逆にこれほど不安なものはない

機内がますます騒がしくなってくる



眼下になじみの夜景が見えてくる

そろそろ関空だ

機内に安堵の空気が流れる

しかし今度はなかなか着陸態勢に入る兆しがない



しばらくしてまた無機質なアナウンス

1時間あまり上空で待機だという

理由も告げずに・・・



おそらく最終便のあとに着陸するのだな?

ということは着陸の不具合でも想定しているのか?

機内はいよいよ重苦しい空気に包まれる

重苦しい空気がよけいに不安を掻き立てる


結局この飛行機は修理不能で欠航とアナウンス

理由も告げずに・・・


ということは非常に危うかったということではないだろうか?!


とまれ、どんな理由があるのか知らないが
やはり理由は告げたほうがいい!
と、JALには告げておきたい