進行がんを患う患者が大学病院の主治医から臨床試験(治験)を奨められた

ダメ元でやってみましょうと主治医から強く奨められたそうだ

主治医の言い方が気に入らないが

安全で治癒の可能性が高いのであれば

試してみる価値はある



だが問題は次の2つ条件だ



1つ目の条件は、

1/2の確率で偽薬(ぎやく)つまりウソの薬を使うグループに割り当てられるということ

そして2つ目の条件は、

試験期間中は他の一切の治療法はしないということ



ウソの薬を割り当て、その間一切なんら治療を施さないとなれば

みすみす治る機会をも奪うことになるのは明らか!

となればこれはれっきとした犯罪ではないのか?!

これがまっとうな科学的手法なのかと

治験主宰者の心のありようを疑いたくなる



藁をもすがるがんの患者さんたち

大学病院に一縷の望みを託し最新医療にすがりつく

しかしすがる目前の患者さんを助けるより

主治医は科学を優先する



EBM(科学的根拠)がそれなりに大切であることはわかるが

所詮は“それなり”にすぎない

目前の患者よりもEBMが大切であるとはとうてい僕には思えない