日本は薬(くすり)信仰が異常に根強い!

特に高齢者にその傾向が強い

医者にかかること、すなわち薬をもらうこと

薬をくれない医者はまるで藪医者扱いだ


老人ホームに来られる高齢者ももちろん例外ではない

ほとんどが山盛り薬を持参してくる

1種類や2種類という、そんなかわいいものではない

たいていは数種類、はなはだしきは10数種類もの薬を

もはや自分が何の薬をのんでいるのかわかるわけがない


薬は多くてもせいぜい3~4種類まで

それ以上になると体内でどんな相互作用があるのか

何が起こるか誰にも把握できなくなる

副作用どころの話ではない

飲んだが最後、制御不能な反応が生体内で繰り広げられる

飲んだが最後、誰も止めることはできない

想像しただけで末恐ろしい


したがって、持参薬のほとんどを僕は捨てることにしている

不必要だからというそんな生やさしい理由からではない

明らかに有害だからだ


最初はなかなか本人も家族も不安で不満気な様子

ところが例外なく日に日にみるみる体調が良くなってくる

となると僕の蛮行は感謝に変わる


なんのことはない、薬でやたら寿命を縮めている人が多いだけなのだ