「もう治療法はありません」と、ある患者さんが大学病院の主治医に告げられたそうだ
「それでは、標準治療以外の治療方法を紹介してもらえませんか?」
「そんなものはありませんよ! 僕ら医師は正しい治療法しか患者には奨められないんですよ。なぜなら、確立されてないリスクのある治療法を奨めて、患者さんに危害があれば大変なことになりますから・・・」と主治医
正しい治療法??・・・・・
大変なことになる??・・・・
その正しい治療法で治っていないからほかの手段を訊いているのに?・・・・
もうすでに大変なことになっているのに、今さら?・・・・
「じゃぁ、もうあきらめるしかないのですか・・・??・」
「そうですね、ホスピスでも探して、残りの時間を後悔のないように過ごすことをお奨めします」
このようなやりとり、特殊なケースではなく、日常茶飯事の出来事なのだ
仮に正しい治療法でなくても、治ればそれでいいではないか
少なくとも患者さんはそう思うはず
患者さんが治れば、それが患者さんにとっては正しい治療法だと僕は思う
医者にとってではなくて、患者さんにとっての正しい治療法を探すのが、
医者の本来の仕事ではなかろうか
ごく当たり前のことが当たり前で通らないのであれば、今の医療現場はかなり危ない!
ちなみに冒頭の患者さん、あれから5年、今も元気にしている
もちろん主治医には、あれから5年、会ったことはないと言う