薬を多用する人は意外に多い、薬信仰の人も少なくない
しかし薬はそもそも毒なのだ
意外に薬で健康を損ねている人は多い
病気はもともと、洋の東西を問わず、悪霊が心身に憑いたと考えられていた
呪術などでその悪霊を体外に追い払う術が医術となり、その担い手が医者だった
つまり医者のルーツは呪術つかいということになる
しかし時代が下るにつけ、呪術だけでは必ずしも病気が治らないこともわかってきた
そこで登場した新手の手段が薬を用いるというものだ
自然界にある植物、動物、鉱物に由来するいわゆる“毒”(≒通常は食材にしないもの)で悪霊に立ち向かおうと考えたのだ
毒をもって毒を制しようという発想だ
これが薬の起源!
もちろん、毒は悪霊が去るまで、一時的に用いるものであって
悪霊が去ったあとは決して用いることはない
薬は一時的な禁じ手とも言える
従来、薬はそういうものなのだ
ずっと長期にわたり服用するものではないのだ
高血圧の薬も、糖尿病の薬も、高脂血症の薬も例外ではない
もちろん生薬とて同じだ