この数字は日本の医者が1年間に診ている外来患者数の平均値だ。

これはOECD(経済協力開発機構)が公表している最近のデータ

だいたい1人の医者が1日平均40~50人診ている計算になる。

ちなみにアメリカの医者は2200人、スウェーデンの医者となるとたったの900人だ。

900人というと、1日に数人たらずと言うことになる

それだと患者さんとコミュニケーションを取りながらていねいに診ることができるだろう

ただ心配する人がいるかもしれない

スウェーデンの医者はこれでやっていけるのか?

今度は、1人あたりの診察料の平均をみてみよう。

スウェーデンの場合は89000円、アメリカは62000円、そしてわが日本の場合はなんと7000円なのだ。

安くてよかったと思う人もいるだろう

確かに安いに越したことはないが、安いものほど怖いものはないという見方もある

日本の医療構造は、今や世界に冠たる、薄利多売医療国だ

医療に質を求めるのか、安さを求めるのか

つまり高くても質の高い医療を求めるのか、質はともかくできるだけ安価な医療を求めるのか

それは僕たち一人一人が決めることなのだが、この二つの選択肢は相反するものであることはよく理解しておく必要がある