暑い日が続いておりますが、皆さん熱中症対策は大丈夫ですか？
この暑さと紫外線はお肌にも厳しい影響を与えます。
多くの皆さまがすでにご存じだと思いますが、敢えて、『夏の紫外線対策』を複数回にわけてご紹介します。少しでもお役に立つ情報があることを願っています。
『夏のＵＶ対策』ＶＯＬ.1
■紫外線のメカニズム
地表に降り注ぐ紫外線量は4～8月がピークと言われています。特に夏は冬の2倍の紫外線量になるため『紫外線対策』は重要です。
ＵＶ-Ｂは肌表皮のダメージ、ＵＶ－Ａは真皮まで届き、肌弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞にダメージを与え、シワやタルミを生じさせます。
紫外線は屋内だから大丈夫という訳にはいきません。屋内でもＵＶ－Ａは窓ガラスを透過
します。また日陰でも道路などの照り返しでＵＶ－Ａの影響を受けますので、ＵＶ-ケアは必要です。
■日焼けの種類とケア
紫外線による日焼けにはサンバーンとサンタンの2種類があり、皮膚に現れる症状や時期に違いがあります。
サンバーンは紫外線を浴びた数分後から皮膚が赤くなりヒリヒリとして痛みを伴う日焼けです。
サンタンは赤くほてってから数日後に肌を褐色に変化させる日焼けの状態で、肌深くまで到達するため、シワやタルミの原因になります。
※乾燥した肌は日焼けの影響を受けやすいのでより対策が必要です。
どちらの日焼けもアフターケアが重要です。
◎日焼けした箇所が熱を持っている場合は濡らしたタオルなどで冷やします。
⇒保湿成分が配合された石鹸で肌の汚れをおとし、色素沈着を目立たなくさせるビタミンＣ、肌に弾力を与えるアミノ酸などが配合された化粧品を肌の内部までタップリ浸透させます。
⇒セラミド配合の化粧品で保湿し、内側からの乾燥を防ぎます。
次回は『夏のＵＶ対策』ＶＯＬ.2で日焼け止めのお話を致します。