Band Name:
Divine Lust
Discography:
Divine Lust (2002)
The Bitterest Flavours (2008)
Band Memberes:
Filipe Gonçalves (Male Vocals, Electric Guitars)
Ricardo Pinhal (Electric Guitars)
António Capote (Keyboards)
Past-Members
Jorge Fonte (Basses)
João Costa (Drums, Keyboards)
Website:
Band Review:
ポルトガル、リスボン出身、ゴシック・ドゥーム・メタル・バンドであるDivine Lust。
このDivine Lustというバンドは、1995年に結成され、1998年にひとまず解散、1998年に再結成し、2002年に1stフル・アルバムにあたる『Divine Lust』、2008年に2ndフル・アルバムにあたる『The Bitterest Flavours』という、現在に至るまでに二枚のフル・アルバムをリリースされています。
その音楽性は、YouTubeにて1stフル・アルバムにあたる『Divine Lust』と2ndフル・アルバムにあたる『The Bitterest Flaviour』を試聴する限りでは、低音域から中音域にかけての紳士的な、ナイーブなクリーン・ヴォイスと時折感情が爆発したかのように炸裂する邪悪なデス・ヴォイスという、その二種類の声色を操る男性ヴォーカルをフロントに迎え、時折導入される女性ソプラノ・ヴォーカルによるコーラス、エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベース、キーボード、ドラム、恐らくはゲストとしてヴァイオリンなどといった生楽器を配した、王道の中にも時折プログレッシヴの要素をも感じさせる部分のある、非常にメロディアスなゴシック・ドゥーム・メタル・バンドのようです。
ポルトガル出身のゴシック・ドゥーム・メタル・バンドと言えば、Heavenwoodが真っ先に思い浮かぶというメタラーさんが数多く存在する事と思われます。
YouTubeにてHeavenwoodの1stフル・アルバムにあたる『Diva』を一回のみ試聴しただけの者の意見ですが、このDivine Lustというバンドは、Heavenwoodの男性ヴォーカリストによるデス・ヴォイスからクリーン・ヴォイスへと変換し、楽曲の一つ一つに若干のプログレッシヴの要素を追加すると、このようなサウンド・スケープになるのかも知れません。
男性ヴォーカリストとして在籍するFilipe Gonçalvesによるクリーン・ヴォイスは、1stフル・アルバムにあたる『Divine Lust』から2ndフル・アルバムにあたる『The Bitterest Flaviour』にかけて、若干の変化があり、前者では何処か粘着質な感触のあるオペラ調の男性テノール・ヴォイスでしたが、後者では紳士的に、時にパワフルに、歌詞の一つ一つを丁寧に歌い上げる歌唱法になりました。
あくまでも私としては、後者の歌声が好きです。
クレジットを確認する限りでは、男性ヴォーカリストに変更は無いもようです。
あくまでも私としては、キーボードなどのシンフォニックの要素は淡く広がっていくかのような音色を好むので、過剰なまでにキラキラとした音色が導入された途端に気分が萎えてしまうというのが正直な感想なのですが、試聴を重ねるうちに、これはこれで悪くは無いと思う事が出来るようになってまいりました。
早速、Amazonにて、2ndフル・アルバムにあたる『The Bitterest Flaviour』をオーダー致しました。
我が家にCDアルバムが届く日が来るのを、心待ちにしております。
因みに、私は虫を苦手としているので、CDアルバムの現物は机の引き出しの中にでも閉まっておく予定としております(笑)。
楽曲の中には12分という大作志向のものもありますが、基本的には5分から6分にかけてのものが多く、楽曲の一つ一つが比較的コンパクトに纏められているようです。
あと一歩、ダーク・メタルには長尺の楽曲を求めてしまうという贅沢者である私がおりますが、このDivine Lustというバンドの場合、ダークながらもキャッチーなサウンド・スケープを提供するので、このコンパクトさが丁度良いのかも知れません。


