時系列がバラバラですが…
先週は数ヶ月ぶりのウィーンへ。
コンサートの機会をいただき、モーツァルト、ブラームス、シューマンを演奏してきました。
直前がバタバタで思うように作品と向き合う時間が取れずの乗り込みでしたが、着いてからは時差と闘いつつ、ヨーロッパの空気に音を発することが久しぶりで嬉しくて嬉しくて、さらうことに没頭する数日を過ごせました。
現地のお客様に聴いていただくことは喜びでもあり、どこか身の引き締まることでもあります。
コンサート翌日は唯一のフリー日。
早朝からハイリゲンシュタットにお散歩へ行き、中央墓地でお花を手向けて、
大きなシュニッツェルをいただいてからw、大学で先生と久しぶりの再会とカフェ。
日本にも演奏へよくいらっしゃるヒンターフーバー教授はウィーン国立音大の教授で、ウィーン出身の素晴らしいピアニスト。ソロのほかアルテンベルクトリオやウィーンフィルメンバーとの室内楽と、幅広く活躍されています。
そんな先生ですが、再会すると、今弾いているお互いの作品について、そして演奏家として演奏していくことについて、熱いお話が止まりません。
Sie ではなくDu と呼んでねと敬語を正されてから数年。今回初めて、はばかる心なくお話できた気がします。
ウィーンに住んでいた時教えていた生徒さんのお母様にも再会でき、充実した滞在でした。
また6月に、渡欧します。