明治維新から150年 湯上りコンサート@子規記念博物館 | ERI`sLeaf

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ピアニスト・黒田映李のBlogです。


左から
チェリスト 宮坂拡志
ピアノ 黒田。
子規記念博物館館長 竹田美喜 さま
道後温泉誇れるまちづくり推進協議会会長 宮﨑光彦さま


今年もたくさんの方々のご尽力の下、無事に終演を迎えることができました。

道後の皆様、関係者の皆様に感謝してもしきれません。

壮大なテーマと資料と、館長様と、我が道を行く出演者2名と・・・w、どんなシナリオになるのか、今回ばかりは行ってみないとわからない部分がありました。

なんとか形となりお客様と素敵な時間を共有できたこと、館長様から素晴らしいお話を聞けたことは、また新たな発見を頂いた思いです。


打ち上げも和気あいあいと和やかな雰囲気で、

カフェ・ポコアポコのマスター後藤さんより頂いたケーキは皆で美味しくいただきました。


道後の皆様が一緒に募ってくださった豪雨災害への義援金は、48524円でした。
翌日の県美術館チャリティの際、愛媛県美術館を通じて愛媛県豪雨災害義援金として県に納めさせて頂きました。

皆さまのあたたかなお志に、感謝致します。



・・・
最後のラフマニノフのチェロソナタ。

子規が亡くなった年に書かれたこの作品を、今回私は密かに、フィギュアスケーター・デニス・テン選手のことも想い演奏していました。

フィギュアスケーターが他者の攻撃により足を致命傷に命を落とすこと。例えば演奏家が手を致命傷に命を落とすこととなると最期に何を思うか。
そして、豪雨災害で予期せぬ被害に遭われた方々がどんな想いで日々を過ごされているか。
そう連想が進むとどこまでもやりきれない思いでした。そして、一瞬一瞬の音に託そうと思いました。

チェリストには内緒で、自然と想いのこもった35分間、、
音楽でたくさん呼応してくれる、助けてくれるいつものチェリストに感謝しています。