ベートーヴェンの熱情ソナタが心にぐるぐる回るようになったのは、
今回の出国少し前。
以前楽友協会でルプーの弾いた、
とんでもない熱意に満ちた、それなのに儚いリアル走馬灯のような演奏が忘れられなくて(すごくペダルが濁っていたにもかかわらず涙が出そうになり、思わず周りを気にした私w ザ・名(迷)演。)、譜読みといいつつ心が覚えていて、時々うぐっときます。
今年はリストyearといっても個人的にそこまで思い入れがなく蚊帳の外なんて思っていたら、リストのコンチェルトを譜読みすることとなり、リンツへ上陸するとシューベルト=リストの小品を一曲弾くこととなり、いつのまにかリストの楽譜を二冊持ち歩くように・・・
さらに
一つ前に戻って、
ルプーは熱情とシューベルトの最期のソナタをあわせてプログラミングしていたので、これはもうこの手で行かせて頂こうなんて考えていたら、シューベルトの一台四手、ファンタジーOp.103のセコンドを弾いてくれということとなり・・・ 重ねて、こんなにも儚い泣ける曲が舞い込んできてしまったと、You tubeを聴きながら心ふるふる。。。
ウィーンの室内楽ではビオラとクラリネットとのトリオを続けてやろうということで、モーツァルトのケーゲルシュタットの楽譜、スキャン祭り開催中です。
せっかくいろいろと決まってきているのだから、自分の意志もしっかり反映させてレパートリー拡大、コンサートプログラミングへ繋げたいと思っています。
はて、はて
今のフィーリングにぴたっと合うのはどの作品だろうか。
伝えたい思いは目下、わんさか。
シューベルト ファンタジーOp.103 D940
ナイスファンタジー!動画 Nr.1 Nr.2