数週間前は両親が初めてヨーロッパに遊びにきてくれて、ザルツブルクとウィーンを二日ずつぎゅうぎゅう観光。ザルツブルク音楽祭でオペラを鑑賞し、ウィーンも改めて見て回りおいしいものをたくさん頂きました。
その後同居人Iちゃんとマヨルカ島に飛び、初・Urlaub (バカンス) !!

マヨルカ島は見渡す限りドイツ人な風景が広がる、極めて高い確率でドイツ語の通じるスペインの島です。ショパンがジョルジュサンドと共に数カ月滞在し、プレリュードを書いた修道院もあります。
滞在していたホテルはカン・ピカフォートという島の右上部分にありましたが、ちょうどそこからでているツアーを見つけて、ショパンの滞在していたところ、島の左真ん中部分・ヴァルデモザも訪ねることができました。

ショパンとサンドのいた修道院

修道院の中の薬屋さんの薬棚。ショパンもおそらく、ここから薬を調合してもらって飲んでいたそうです。
州都パルマとヴァルデモザのツアーで、ガイドさんは英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語を巧みに使い四カ国(プラス日本人二人w)のツアー客を先導してくださいました。
しかしアジア人、ぜんっぜんいなかったなー・・・
・・・

再び、カン・ピカフォートの海岸沿い。
海の中に入ったのはもう十年ぶりかな。
毎日ほぼ一日水着でホテルのプールと海を行き来して、海で泳いでいると水中に真っ白なエイと、そこにむらがる魚たちが見えたり。
名物・真っ赤なサングリアにはスイカやイチゴやオレンジがごろごろ入っていたり。
4泊5日の旅行会社プランだったのですが、ホテルと朝夕の食事と飛行機以外は自由行動。
値段も安くて行ってみるまで不安でいっぱいでしたが、送迎バスまでついたほんまもんの休暇プランでびっくり仰天・・・
ヨーロッパのバカンスはすごいですね。
今までコンクール遠征でコンクール終わりに観光するパターンに大満足していましたが、こうやって「休暇!」と決めて旅行するバカンスの醍醐味をとうとう味わってしまいました。w
帰ってきてオーストリア人のおばさまとお話していると、
「4泊5日?!!!なんて短い!!」
普通に絶叫されてしまいました。
こちらの人たちにとっては8月はまるまるUrlaub,バカンス期間なのです。 w