昨日は諸手続き、チェロとのメンデルスゾーン初合わせ、そしてソロのレッスンが重なりほぼ一日リンツ→帰宅してネットでエリザベートコンクール観戦(ぬいぐるみと画面越しに気をおくる係り@真剣)。
デュオのお相手チェリストは、年齢差10近い地元の女の子。
私がしっかりしていかないといけないかな…とぎりぎりまで楽譜分析をして備えましたが、そのような形となったものの彼女の音楽も素直で反応も早くて、自然といろんなアイデアがでてきておもしろかったです。少し顔を出しに来てくれたチェロの先生もやさしそうでいい人。来週のレッスンが楽しみ。
コンクール観戦、Iちゃんとの約束をちゃんと守れたとおもいます。
あたたかいシューベルトでした。オケ作品もよかったよ!!お疲れ様!
今日は2日前に急きょ決まって、朝八時からクラリネット・ビオラとトリオ合わせ、そのままレッスン in ウィーン。
先週末に皆で選曲したばかり、ブルッフの小品一曲と、げ・現代曲ウール。ピアノの前で読める時間があまりなく、小品に至ってはほぼ初見状態。。
なんとかレッスンまで乗り切り、一息つける!!と気持ちが盛り上がったところで、
「この後2時から他の室内楽科の先生との勉強会があるの、その先生の先生もアメリカからきてて。そこで弾かない?」
先生のすばらしい提案により急きょお勉強会で弾くことに。
・・・
結果、ブルッフが一日で仕上がりました。 w
早朝から弾きっぱなし、お昼ごはんもスルーで集中が続き皆ですごいテンションだったけれど、曲がとにかく美しく、曲に助けられて乗り切った形となりました。
その後学校近くのイタリアンレストランになだれ込みwやっと食欲をみたされると眠気が混じってきて、「このままブルッフの小品(全8曲)、全部やっちゃう??」とかいうおかしな話しもでましたが、仕切りなおしてやっぱり来週、それまでにウールの譜読みをそれぞれに頑張ります。
ブルッフはピアノ曲を書いておらず、弦楽器作品の伴奏や室内楽曲経験も個人的になかったので、今回彼に関してまったく未知のまま弾くこととなってしまいました。未知なりに譜読みからレッスン、人前で弾くことを踏み気づくことも多く、時間がたつにつれて‘こういう人だったのかな…?‘ というイメージがどんどん膨らんでいきました。
お勉強会では即席のわりによく演奏できたと思うけど、アメリカから来られていた先生の先生という方に
「この曲はピアノパートから始まってそれぞれのパートに広がるけれど、まずあなた、ここでどんな歴史を語るの?」
するどい質問を受け、… 祈り 叶わないもの、はかなさ 美しさ …? やはり断片的に浮かんでくるイメージからのみだと歴史までたどり着けず、「すみませんまだちゃんと定まっていません」と答えることに…
どんなにせっぱつまっても楽譜にかじりつくだけじゃなくて、作曲家についての予備知識をつけて音楽に臨むことは必須ですね。反省・・・
ブルッフ様、Wikiって寝ます。
おやすみなさい。