今あたしのいる国では海亀が産卵にやってくるビーチがあります。

行ってきました。

見てきました。

ちょうど孵化時期とも重なってて、亀の赤ちゃんとお母さん亀の産卵とダブルで見ることができました。

まず、孵化。

地面からわんさか出てくる出てくる。

も~マジでかわいい。

亀だから当たり前なんだけど、めっちゃ小さいのに亀の形そのまんまなことに大興奮。

生まれてすぐ迷わず海の方に歩いてく。

大きな前脚バタバタさせて。

パタパタパタパタって進んでピタッてたまに止まる。んでまたパタパタパタパタ。

遠いよね、海。

やっとの思いで到着したら、あっという間に波にさらわれ、また寄せる波に連れ戻され、またさらわれ、ってそうやってるうちに姿を消す。

あんな小さいのにあんな荒れてる海でたった1匹で生きてくのね。なんて思って感動。

産卵。

ラッキーなことに、亀が海から上がって産卵場所探して、穴掘って、産んで、穴埋めて、海に帰るっていう一連の行動を全て見られました。

まずは産卵場所探し。

海岸のだいぶ海から遠い乾いた砂があるところに位置決め。

で、穴掘り。

後ろ脚でゴソゴソ。

動きが頼りなくて、掘れてんのかなぁ、なんて思ってたら、失礼。深い深い穴掘り完了。

で、いよいよ産卵。

産むわ産むわ。

大量出産。あ、産卵か。

産み始めたら亀さんのお尻の方からだいぶ近くで様子を見られるんだけど、真っ暗やみの中、その場にいた人間全員が亀さんのお尻を囲んで固唾を呑んで凝視。

ちょっとこの絵は笑える。

人間って変な生き物だよね。

まぁ、そういうあたしも、めっちゃ真剣に見てたけど。

で、産卵に感動するかと思いきや、あたしの感動はその後。

卵の埋め方。

あれにはやられた。

産卵後、後ろ脚をバタバタさせて土を我が子達にかぶせ、

ドス ドス ドス ドス ドス

地響きが近くにいたあたしの足にまで感じた。

何してるのかというと、体全体(というか甲羅)を左右に揺らして全体重で地固め。

すごい迫力。

しかも、その固める作業の合間に、後ろ脚を器用に使って周りの砂を集めたり、地面を平らにしたり。

亀の後ろ脚の動きにこんなパターンがあるだなんて驚き。

ヘラになったりスコップになったり、とにかくすごい。

土を優しく被せて、力強く固める。被せて固める。この作業を何回もこれでもかっていうくらい繰り返す。

母の愛ですよ。

必死さが伝わってきて、本当に感動した。

で、終わったら、さくっと海に帰ってった。

その後ろ姿を見守る人間たち。

かっこいいぞ、母ちゃん。

母は強し。ですな。

正直、あたしは自分に自信がない。

これといって才能も魅力もない、彼氏もいない、就職もしてない。

ないない尽くしで、フラフラしてる。

だったらせめて就職でもすればよかったんだろうが、どうやらそういう問題でもない。

話は大きくなるけど、自分が何のために生きてるかなんか全然分からないんだよね。

だって人間に限らず全ての生物は終わりを迎えるでしょう?

どうせ死ぬのに、毎日息して、心臓動かして、他の命を奪って飲み食いして、着飾って、泣いて怒って笑って、悩んで、ヒトを羨んで、何になるんだろう。

こんなこと考えたって何にもならないんだけど、でもたまに無性にむなしい気持ちになる。

疲れちゃうんだよね。

何かに。

実力があって、自分に自信があって、キラキラしてる人っているよね。

そういう人見てると、面白くない反面、やっぱ羨ましい。

だからって、自己評価を誤って、ただ単なる自信家にはなりたくはないけど。

でも中身の伴う自信家には憧れる。

自分のできることを、できるよってはっきり言う人。

やっぱかっこいいもん。

あたしもこれっていう胸を張って言えるようなものがほしい。

でもないんだよね。

残念なことに。

何やっても中途半端で。

突飛出た才能のある人なんか世の中で一握りだろうし、そういう人の仲間入りをしたいって言うほど自分を分かってないわけじゃない。

でも、あたしなりの何かを掴みたい。

人ってそうやって生きてくものだと思うんだよね。

人から見て全くダメダメだとしても、自分が納得した生き方をしたい。

でも何やっても何か違うって感覚が拭えなくて、時間だけがただ過ぎて行って、焦りが募るばかり。

学生時代に友達に『やりたい事が見つからない。』って相談を受けて(あたしに相談する時点で間違ってる気もするけど)、そういう時は『とりあえず就職したら?うちら20年やそこらしか生きてないし、社会経験なんてないに等しいし、そんな中でやりたい事見つけろって方が無理があるよ。40や50になった時に見つかるかもしれないし。やりたい事って無理して探して見つかるものじゃないでしょ。』なんて偉そうなこと言ってたっけ。

そういった当人は就職せず、しかもこれってものも見つけられず悩んでんだから、ちょっと笑える。

社会人として頑張ってるその友達の方がよっぽど立派な気がする。

存在価値。

こんなあたしに見いだせる時がくるのかね?

そもそも人の気分なんて刻々と変わっていくものだから、存在価値の追求自体無意味なものなのかも。

だって実際、自分が駄目だ駄目だって思い続けて生きてきたわけじゃないし、それなりにプライドだってあるし。

世の中に絶対なんてない。

でも絶対ってもんがほしい。

揺るがないもの。

ないものねだりだ。

あぁ、もう考えだすとキリないね。

まぁ、こうやって人生を悲観してるのさえ長続きせず、ちょっとした誰かの一言で『今日もいい日だ~!!嗚呼、人生って素晴らしい!!!』なんて思ったりするんだけど。

ちょっと沈んだ気分の今日の日記でした。

プロポーズってされたことありますか??

あたしは小さな頃に『将来の夢は?』と聞かれて『お嫁さんか花屋さん。あ。それかケーキ屋さん。』と答えてたほど、『嫁』という存在に昔から強く憧れていたわけでして、てことで自ずとその『嫁』ってもんになるために必須であるプロポーズに対しても憧れがあるわけです。

妄想大好きのあたしの理想としては、照明のトーンが落としてあるお洒落なちょっとお高い感じのレストランとかで、周りの客のおしゃべりや食器の音がざわざわ聞こえる中、ちょっと緊張した感じで『あのさ・・・』と彼が話を切り出す。

『何?』とあたし。

黙る彼に『どうしたの?』と不思議そうにあたし。

『これ。』彼が小さな箱を差し出す。そこで決定的な一言。

『・・・結婚しないか。俺たち。』

『え・・・。』突然の事に戸惑いながらも、箱を受け取り、開けてみるとそこには大粒ダイヤのリング!!!!!

『・・・・。』指輪を見つめたまま俯き黙ってしまうあたし。

『・・・嫌なの?』と不安そうに彼。

『違うの。うれしい。うれしいの。』と顔を上げ、涙目でかわいく笑うあたし。

『俺たち、幸せになれるよ。』ほほ笑む彼。

『うんっ♪』

そして彼が指輪をあたしの左の薬指にはめ、『似合うよ。』と・・・・

おっと。悪ノリしちゃいました。すんません。

途中自分でも気持ち悪かった。

活字にすると更に気持ち悪いね。

まぁ、でもこんな感じで特別をさり気なく(?!)演出してほしいわけです。

それか、本当にさり気なく、部屋で2人でゴロゴロしてる時に、『はい、これ。』とかって指輪の箱を普通に渡されるのもいいかも。

普通だけど普通じゃなくていいよね。

まぁ、結婚という存在が現実からほど遠い分、夢は膨らむわけです。

今まであたしとお付き合いして頂いた方、大体は結婚話を持ち出されました。

それはあたし的にめちゃめちゃ不満だったわけです。

思い通りのシチュエーションでプロポーズされなかったから??

いやいや、あたし、プロポーズはされたことはないんです。

みんなプロポーズをする前段階で、『いつか結婚したいね。』なんて甘っちょろいことをおっしゃる。

しかも!!!!

もっと許せないのは、付き合って1ヶ月も経たない頃に言うこと。

絶対あたしのことちゃんと分かってないし、付き合い始めてテンション上がって、上がりついでに口から出ちゃった戯言に決まってる!!!!くそ~

そりゃこの先もずっと一緒にいたいと思ってくれるのはあたしもうれしいし、あたしだってそう思うけど、そうやって軽々しく『結婚できたらいいね。』なんてこと言われたくない。

実際みなさんあたしとはうまくいかず、別れてしまったし。

そう。

男女間の約束事みたいなものがあたしは大嫌い。

だから『もうお前だけ。』とか『愛してる。』とか『ずっと一緒にいよう。』とかそういうのが本当に嫌。

だってどうせそういう気持ちって時間と共に変わっていくし、そうやって言ってもらえなくなった時って寂しくて悲しいよね。

だからあたしは、そういう甘いだけの言葉なんかより、その時その時大事にしてくれたら十分。

いや、意外に嫌々言ってるけど、実際何もそういう事言わない人だと不安になったりするのかな?

うーん。経験ないから分からん。

分からんけど、でもやっぱ甘い言葉は嫌い。

だったら寡黙な男選べって話なんだけど、好きになる人みんなお口が達者なんだもの。

人は常にないものねだりをする生き物です。

ところで、今現在あたしがいる地域はどこだか覚えてらっしゃいますか?

そうです。

ラテンです。

イメージ通り、道端で知らない人に『かわいい』『愛してる。』『結婚しよう。』『子どもを作ろう。(おいおい)』なんてこと毎日毎日言われます。

これも言葉と言えたものか、活字に表現し難い音を口から出したりもします。(手をつけない投げキッス)

甘い言葉が嫌いなあたしにとっては地獄です。

でも慣れってすごい。

自分の適応力バンザイ。

最初はあまりの気持ち悪さに身悶えしながら家路に着いていましたが、今となってはさらっと受け流し。

何て大人!!!!

人って成長する生き物だ!

あぁ、人生って素晴らしい!!!

なんて思いながらバス停で1人バス待ち。

そこへ男性が『ご一緒していいですか。』

『あぁ、どうぞ。』

バスを待つ2人。

『どこ出身ですか?』

『日本です。』

てな感じで世間話をしてたら、『彼氏は?』

ラテンで彼氏の事を聞かれるのはごく当り前なので『いません』って答えたら、

『じゃぁ、結婚しましょう。』

おいおい。あんたもそのクチ?!リップサービスのつもりならすんげー間違ってるから。

『あなたみたいなかわいい人と私は結婚したい。』

あら、ありがとう。でもあんたあたしの名前も知らないくせに。

『名前なんか関係ない。結婚しましょう。』

会って3分で燃え上がっちゃったのかしらん。

『若いもんなんてダメだ。なっとらん。年寄りにしなさい。年寄りはいいよ。経験もあるから。』

はい。お気づきですか?

そうです。

その男性。

推定60~70歳。

よれよれの服を着たおじいちゃん。

くそ~。みんなしてあたしの夢を崩しやがって。

もううんざりだよ。プロポーズ。