【璃癒side】
「璃癒!おはよ!!・・・」
朝の登校時間、私が西門の扉をあけようとしたら・・・・
「都?.....おはよー」
私の親友・・・・都だ。
「ねぇ・・・昨日の問題以上だったんだけどぉ?」
都はたぶん宿題の話をしているのだろう。
「都がめずらしいなぁー・・・・私は数学の公式のやつが・・・」
「璃癒はテンサイなんだからおしえてよ・・・あたしにぃぃ」
都は自分のほうがテンサイなのに、私を上に頼ってくれる。
「都・・・・塾行ってるんだから・・・・私より頭いいはずだよ・・・」
「よくないよ・・・・塾なんて行っててもぜんぜんついてけない・・・」
都は成績がすごくいい方なの・・・私は学年でいうと下から
数えたほうがはやいんだよね・・・・・。
「・・・・都はすごいよ?・・・・副会長じゃない!!」
そう都は我が、桜ノ宮高校の生徒会副会長!
「・・・・どうして?・・・そこまで言うの・・・・・・」
「・・・・・み・・・・やこ・・・・」
「私だって・・・・したくてしてるわけじゃないの」
しまった・・・・怒らせてしまったのかな?・・・・
「ごめん都!!うらやましかっただけ・・・」
「私は・・・・男子たちに優秀で友達が少ないただのマジメ女だって・・・・」
都・・・・・・・・
「そんなことないよ・・・・優秀なのは明らかだけどべつに悪いことじゃないよ」
都の泣き顔は、キレイで清らかだった。
私たちはそこからしゃべらず2年の玄関へと向かった。
玄関につくと、私は上靴に履き替えて都に・・・・・・・・・
「ごめん・・・・・先行くね!・・・・・」
と言い残して先に言った。
そう、今日は・・・2-3の席替えの日・・・・・やばい、、、
タッタッタッ・・・・、、私は急いで階段を上がった。
その時だった・・・階段の先に足がぶつかり・・・・
「っ・・・・・きゃぁ・・・・・」
私は落ちると思っていたから目を閉じて体を縮めた。
ドサッッッ・・・、、
「・・・・・んっ・・・・・・・?」
落ちたにしては・・・体が痛くない....そう思って目を開けたら。
・・・・・・・・・・・先輩!!・・・・村上先輩だった。
「村上先輩・・・・・・・・!ありがとうございました・・・」
「と・・・・星野さんだよね・・・・危ないんだから・・・急いじゃだめだよ?」
先輩はクスっと笑いながら私の頭にポンポンと手を置いて・・・・・
去って行った。
「先輩のイジワル・・・・・・・・・・・・!」
「星野・・・・おせぇぞ?・・・・」
教室に行くと、輝がいちばーん最初に私を怒った。
「ごめん・・・階段から落ちて・・・・」
「え!・・・お前、・・・大丈夫か?・・・・」
「うん・・・・村上先輩に助けてもらったからね・・・」
「ふーん・・・・なんだ・・・心配して損したわ」
ひどーい・・・・・・輝のバカ!
「けど・・・・・・心配してくれてありがとひーかる」
「べつに?俺は気になっただけだし」
輝は意外と優しい。
・・・・・・・・・そして迎えた席替えの時間・・・・
私は、輝の隣になった・・・・・・・・・・。
「輝・・・・もーなんで隣なんだろ・・・」
「くじ運わりぃーな・・・星野!」
私のくじ運はいつも悪いんだもん(笑)
授業が終わり・・・下校時間になって・・・・・・
私は都を迎えに教室にいった。・・・・・・・