和癒師えんです。
昨日のブログで若干誤解を招いているかもしれないので補足します。
『腰が痛いのに歩いていいのか?』
それは,
言い換えるとこうなると思います。
『痛みがあるときに動いていいのか?』
この判断,
専門外の人間がしちゃいけないですね。
今回の場合も,
記事にも書いた通りまずは整形外科に行って診断を受けました。
そして,
運動していいかどうか?
の確認を取り,
『歩いた場合どうか?』
想定される状態を確認した上で行っています。
そして痛みが日々軽減されているのを確認しながら量を増やしていったわけです。
また,
歩くことについては少しとは言え経験値があるので,
状態を予想しながら取り組めたということがあります。
私の場合,
背骨が固い,
左右差が大きい
というスタートから,
大人バレエを愉しむための身体づくりに向けてあれやこれややっているので,
短期間のなかで身体に大きな変化があったり負荷をかけたりすることがあるので,
そんなときに何らかの変化が現れるのは想定内だったりします。
かといって症状や原因すべてが自己判断の範疇ではない。
年を重ね状況が変われば身体の状態も変わります。
だから,
いつにない状態が発生した時には自己判断によらず診てもらうという手続きは踏むようにしています。
急激な痛みに襲われたとき,
あるいは,
おかしいなーと思っているのがある日悪化した時,
その症状についてきちんとした診断を受けたことがないとき,
または,
前に見てもらったけどそれから時間が経ってたり生活環境や運動状況が変わっていたりする時,
しかるべき機関で診断していただくことをおススメします。
そうしておけば安全な範囲内でいろんなことを愉しめるしチャレンジできますからね。
おつきあいいただいている方なら,
身体になにかの変化が起こったとき,
私が根掘り葉掘り状況を確認したり,
場合によってはとにかく診てもらうことを勧めるということは知っていただいていると思います。
身体の変化の原因は生活の中にある。
その一方,
その変化がリスキーなものかそうでないものかについての判断は,
万が一のことがあってはいけないので,
慎重を期する,それが身体に携わるものの最低限の義務だと思っています。
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お医者さんに診てもらったからといって
『なんもしてくれん』
ってときももちろんありますよね(笑)
それはそれでなんもしてくれん理由があります。
あるいは
『なんでこの薬だすの?』
とか。
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ひとによると思いますが,
私が医療機関を受診する一番の目的は
『診断』と『見立て』です。
そして,
お薬や注射などの処置を受けるかどうかは,
その理由,目的,内容によります。
ん?と思うときはしつこかろうが質問します。
『なんもしてくれん』
理由や
『なんでこの薬だすの?』
について答えがあるかどうか聞きます。
納得感が得られず,
今後の方向性が定まらない時は違う角度からアプローチしたり,
他の医療機関を受診したりします。
なので,
私が『なにかあったら行く場所』っていうのは,
そういうことに対して理詰めで答えてくれるところに限られています(笑)
ほぐしや運動という仕事柄,
まずは安全を確保する必要があると感じる時,
自分のジャンルではないと感じる時(内科的な問題を疑うなど),
いろんなリスクを感じる時があります。
そんなときのために,
『こういう点で信頼できる』という専門機関を,
自分なりに持っておくということを心がけています。
リハビリを受けてみたかったのもそういう理由です(笑)
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その一方,
『動かんといいことならんよ。』
というケースもとても多いのです。
お医者さんでは『運動しなさい』と言われたけど,
あちこち痛いから動くの不安。
でもたぶん運動したほうがいいんだろうな…
そう思われる方はどうぞご相談ください。
コンディショニングトレーナーは,
不安を押し殺すことなく安心に安全に身体づくりをするお手伝いをしています。