うちの末っ子
自閉症スペクトラム、ADHD
地元公立小学校の特別支援学級在籍
小学6年生
最近なかなかブログ記事を書けていないけど
今回の懇談でちょっと面白いお話を仕入れたので記録しておくことにする。
①交流級懇談
担任は1学期に会った時も思ったけど、すごく笑顔が可愛らしい朗らかな先生。
さて2学期の末っ子くんですが〜
と話し始めて早々になぜだかケラケラ笑いだした。
支援担任からすでにお聞きかもしれませんけど、家庭科の調理実習ですごく面白いことがあったんですよ!
なんでも、
児童それぞれ自分で考えた「朝食の一品」を作るという課題で、末っ子はスクランブルエッグを作ることになっていた。
自宅から生卵1個、小パックの牛乳、など事前に決めた材料を持っていき、いざ調理。
経験はゼロではないけど得意なわけでもない末っ子は
先生に見守られながら慎重に卵の殻をコンコン、パカっ…
末っ子くん、殻を破ることだけに集中しすぎちゃったのか、ボウルの位置を見てなくて
テーブルの上にペシャ!って落としちゃったんです
そのとき末っ子くん
えっ…
って固まっちゃって
そのときの顔がめちゃくちゃ可愛くって
申し訳ないけど私すごい笑っちゃったんですよ
それから、そばにいたクラスメイトの子が
卵ひとつ余ってるからあげるよ、って言ってくれて
よかったね!って言ってまた割ったんですけど、
今度はその卵が
温泉卵だったんです!
もーめちゃくちゃ面白くって、
末っ子くんもその場にいた子たちもみんなで大爆笑でしたぁ〜!
当然温泉卵ではスクランブルエッグはできないので、急遽、たまたま用事で外出していた支援担任が卵を買ってきてくれて
無事「スクランブルエッグを作る」という調理実習を終えることができたとのこと。
先生、思い出し笑いでまたひとしきりケラケラ。
さらに、温玉くれた子の懇談の時にその話になり、その子のお母さんも爆笑してたと教えてくれた。
予備を持たせなかった、というかそもそも失敗するかもという発想がなかった私がうかつだったから、私は手放しでは笑えないけど💦
温玉くれた子、先生たちありがとうございました。
笑い話にしてくれてよかった。
末っ子もちょっとフリーズ状態にはなったけど、その後ちゃんと気持ちを立て直して
最後はみんなと笑ってたそうで
ずいぶん成長したなぁと思った。
以前の末っ子なら
どうしようどうしようってパニックになり
もーだめだおしまいだって泣き喚いていたかもしれない。
交流級でのレクリエーション(ドッヂボールや長縄跳びなど)にも楽しく参加できているとのことで、
私が一番心配している「クラスメイトたちとうまく関われているだろうか」という部分は問題ないのだなと安心できた。
社会だの国語だのの論理的に言葉を扱わなければならない教科は相変わらず苦手で
得意な算数との凸凹の差は大きいけれど、
できないからと完全に投げてしまうわけじゃなく末っ子なりにがんばって取り組んではいるから
そこはまだ末っ子のペースに任せるでいいだろう。
交流級での懇談はこんな感じで
すごくホクホクしながら終えた。
直後に今度は支援級の懇談があって、
そっちではちょっと
それまでのホクホクがシュンとなってしまったんだけど…
それはまた次の記事で。