うちの末っ子

自閉症スペクトラム、ADHD
境界知能

地元公立小学校の特別支援学級在籍

小学5年生

小学校1年生から週1回、金曜日に

放課後等デイサービスに通ってコミュニケーションの訓練をしていますニコ





来年度も継続して利用することが決定したので

新しい支援計画を立ててもらい

それをもとに話し合い。


デイが新築施設に移ってから初めての面談。

いつも末っ子を送り迎えしてるときは

衝立で隠されていた通路の奥に

「相談室」とプレートのかかった半畳の小部屋があって、そこで。


デイでは3ヶ月ごとに支援計画見直しがあって、普段の様子と照らし合わせながら達成度に応じてちょっとずつ支援の内容や関わりかたなどを変えている。

毎回デイの終わりに日報みたいな感じで内容を聞いたり家での様子を話したりしているので

あまり目新しい話題はなかったんだけど


常用するお薬がインチュニブに変わったこととのみはじめてからの変化を話してきた。









末っ子がデイで関わっている指導員は3人。

主任?責任者?のOさんと

ベテランのOさんと

もうひとりYさん。


Oさんが2人いる都合上そう書いたけど

3人とも私からすればなにも差がない

信頼のおけるプロフェッショナルだ。


OさんとOさんは末っ子が1年生で初めてデイに入ったときからずっと関わってもらっていて、

Yさんは私が覚えてる限りでは

たしか2年生くらいからのお付き合いだったかな。


ブログにおいては特に個人を区別する必要性はないと思ったのであまり区別つけずに書いてきたけど

今日の面談ではメインの話が終わったあとの雑談でちょっとしみじみしたので


ベテランOさんとの面談だったと

特に書き残しておく。



さっきも書いたとおり

Oさんは末っ子が1年生のときを知っている。


デイに来てすぐのころは

言葉でのコミュニケーションが取りづらく

末っ子がなにを考えて

なにをどうしたいのかわからなかった。


誰かと何かを一緒にすることはほとんどできず、ひとりで黙々とプラレールやレゴで遊んでいた。


毎年恒例の「お化け屋敷」のイベントも

ほかのメンバーがワイワイ楽しそうに小道具を作ったり脅かす練習をしていても、

本番になって部屋を暗くしてお客さんを呼んで「オバケだぞぉ〜!」キャー!なんてやってる中でも、

我関せずと通路にゴロンと寝転がっておもちゃをいじってるような子だった。


それが

もう春から小6になって


デイの金曜日メンバーの中でも上級生として

イベントごとの準備をしたり

下級生になにかを教えたりしてて。


ニコニコあの末っ子くんが

いつのまにかもう

こんなに大きくなったんですねぇ


ニコニコお母さんもいつも一生懸命末っ子くんのためにペアトレとかいろんなお勉強をされて

がんばってこられましたねぇ


なんて言ってくれて

なんだか私も

すごくしみじみ感動してしまった。


そのたかぶった気持ちのまま


実は末っ子がある程度成長して手が離れてきたら

なにか子供たちの助けになる仕事をしたい

できれば

障害児育児のイロハを教えてくれ

未就園から末っ子の成長を支えてくれた

このNPOに恩を返したい


そういう思いを

Oさんにわあーっと話してしまった。


実は毎月NPOが発行してる活動報告などが載ってる通信に緊急求人のページがあって

人手不足で困っているって書いてあったのね。

ちょうど我が家では子供たちの教育費などが

家計に占める割合がどんどん上がってきていて

そろそろ私も働かなくてはと思っていたところだったのだ。



特別な資格もスキルも学歴もなく

若くもない私だけど

せっかく十数年ぶりに社会に出て働くのなら

やりがいや理想を追い求めたい。


いつもの私は努力も背伸びもせず

無難という名の消極的思考で

なにかやろうかな、

やっぱやーめた!

どうせ私なんかが…

なにか余計なことをして失敗するより何もしない方がマシよね

を繰り返してダラダラ生きてきた。


でも今はなんだか

やりたい、やらねば、

走り出してしまえばなんとかなる

珍しくそんな前向きな気持ちになっている。


なにか新しいことを始めるなら

今くらいフワフワと

うわついてるくらいがちょうど良いのかもしれないと思う。


この勢いのまま

ちょっとがんばって

応募してみる!


まだ応募前だったんかい!

とツッコんでくれていいんだよ?😂



今日はOさんが上の人(人事担当)に話をしてくれたところ。

近々理事長から電話をいただき

突っ込んだ話をして

それから本当に採用されるかどうかが決まる流れ、と聞いた。


家族も応援してくれてるので

もしこのNPOの求人にご縁がなかったとしても

必ずどこかには働きに出たいな。