うちの末っ子

自閉症スペクトラム、ADHD、境界知能。

地元公立小学校の特別支援学級所属、
小学4年生。

訳あって
昨年度までは登校も下校も付き添いありで単独だったが
今年度から本来の集団登下校に参加、
所属の通学班に復帰した。







一斉下校がイヤな理由






4年生からはがんばる

と本人が言って

新年度始業式から参加してきた一斉下校。


やっぱり、

末っ子にはまだハードルが高かったようだ。


またしばらく、一斉下校には参加せず

単独で帰ることにした。






我が校の一斉下校は

本来は木曜のみ、週一回だが

始業式だの特別日程だので通常と違う下校時間になる時は一斉下校で帰る決まり。

4月はなにかと行事続きなので

今までにもう10回近く一斉下校があった。


そして

そのほぼ全て


末っ子は機嫌が悪く

ぶつぶつと文句を言い、

列になかなか並ばなかったり

並んでからも

寝転んだり泣き出したり。


私や通学班担当の先生がなんとかなだめ、

騙し騙しやってきたけれど


先週とうとう

もうイヤだ、

一斉下校しない、

先に帰りたいと

爆発してしまった。



本人が言い出した、ということもあるし、

せっかく一歩進んだのに後戻りしてしまう、という想いもあって


私はすごく残念というか悔しいというか


今は文句言ってても

そのうち慣れてくれるんじゃないかって

少し期待する気持ちや


もしまた一斉下校やめて

末っ子の言うなりにして


イヤなことはゴネたらやめられる

と誤学習になったらどうしようという不安なんかで心がざわざわした。




で、


私ひとりでは考えがまとまらなかったから

判断は夫に委ねることにした。



夫の答えはいつもシンプルだ。




もぐもぐそんなにイヤなら

一斉下校しなくていいんじゃない?




昨年度までは、登校も下校も個別で

「班登校」

「学年下校」

「一斉下校」

のどれもできなかった。


それが、今年度は班登校も学年下校もできるようになり、

ましてや

登校には付き添いが要らなくなった。



これなら一斉下校ができなかったとしても

全然後退じゃないじゃん。

むしろ前進したじゃん。



そういえばそうだよね真顔



私は未だに

どうしても周りを気にして比べてしまう。


通学班の低学年の子たちが

親の付き添いなしでお利口に班登下校できてるのに


特性上仕方ないとはいえ

4年生にもなってこんなに手がかかる


なんか

負けた気がしちゃってる。



でも

それじゃいかんよね。


末っ子は末っ子なりにがんばってるし

ちゃんと去年より成長してるんだから。




あまり周りを気にせず

末っ子のいいところをちゃんと見て


目の前の課題を一つずつ

クリアしていこう。