昨日に引き続きゆり園に遊びに来る虫さんたちをご紹介。
※ 注意 ※
・昆虫が苦手な方は閲覧注意
・下に行くほどおおきくなります
・名前はぽっちゃりが調べましたが間違っていたらごめんなさい
①フタホシヒラタアブ
昨日に引き続き登場。
ハナアブのお仲間さん。
よく昆虫のなまえで目にする「ヒラタ」という名前。
ぼくはずっと発見者の名前がついているのだと思っていて、
平田さんという著名な昆虫学者がいると思っていたのですが……
どうやら「平たい」形の特徴を持つ昆虫についているようです。
言われてみれば、このハナアブもおしりの部分が扁平なのです。
②コマルハナバチ
上のハナアブとは違って、針を持っています。
ですが、とても大人しい性格のようで、ただ近づいたくらいでは、
われ関せずのご様子。
モフモフした胸が愛らしい働き者です。
ちなみに、
「マルハナバチ」 と 「ダンブルドア」 や 「レイノルズ数」 で検索すると、
幸せになれます。
③シリアゲムシ
ゆり園の上りに止まっていた昆虫。
その名の通り、クルンと反り返ったおしりが特徴的。
この変わったおしりから、英名ではスコーピオンフライなんて呼ばれるのだそう。
たしかにサソリっぽく見えなくもない。
くちばしのように見えるのは全部顔。
ものすごく馬面な虫さんです。
④リンゴドクガ(幼虫)
「おしり」つながりで、一風変わった毛虫さんも。
ドクガの名の指す通り、毛に弱い毒があるのだとか。
ただ、ほとんど姿を見かけることな無いので、
個体数は少ないのかも。
おしりのぶぶんにぴょこんと生えた赤い毛がアクセント。
毛虫界のレディーガガ。
⑤ヒメアカタテハ
木の皮にそっくりな翅を持つ蝶、タテハチョウの仲間。
翅を広げると以外に鮮やか。
それにしても、チョウの翅の模様は不思議だなぁ。
なんであんな柄が出てくるのだろうか。
⑥ゴマダラカミキリ
はてさてどこにいるのかお分かりになるだろうか。
写真の中央で、アンテナのような触角を伸ばしているのが彼です。
黒と青のボディに白の斑点という、これでもかと目立ちそうな体躯ですが、
なるほど、こうしてみると保護色なのかもと思えますね。
ご存じカミキリムシの仲間で、割と大型の部類。
フラワートレインの乗り場付近にやってきてもぞもぞしていましたが、
すぐにどこかへ出かけていきました。
なんだか見た目だけ見ると、東南アジアのジャングルとかに生息してそう。
⑦アキアカネ
ゆり園のモザイクゾーンをバックに、
リフト降り場の柵に止まっていたトンボさん。
アカネの名からもわかるように、赤とんぼの仲間である様子。
というか、狭義では「赤とんぼ」とはこの「アキアカネ」のみを指すらしく、
名実ともに赤とんぼであらせられる。
赤とんぼの割に赤くないのはメスだからだろうか?
背景のモザイクゾーンが見頃に近いので、おそらく8月上旬から中旬に撮られた写真だと推察。
(写真は2年前のゆり園です)
“ 日中の気温が20-25℃程度の3000mぐらいまでの高標高の高原や山岳地帯へ移動して、7月-8月の盛夏を過ごす。未成熟成虫が水辺を離れて生活するのは他のアカネ属の赤とんぼのみならず、非常に多くのトンボに共通した習性ではあるが、アキアカネの場合この移動が極端に長距離となる。 (wikipediaより)”
とあるように、何気なく眺めていたトンボの姿も、
この時期・この土地ならではのものなのかも、と少し感動。
この写真の彼女もここから長い旅に出たのだろうか?
⑧コエゾゼミ
こちらもリフトの山頂で見かけたセミです……が、すでに絶命していましたT T
まるでおもちゃのような、人工物めいた柄が素敵。
ブラックバス用のルアーなんかにできそう。
このセミは北方からやってきた種のセミで、
山地に生息する、お山ならではのセミ。
「ジー」っという鳴き声は、もしかしたら都会では聞きなれない鳴き声かも。
翅の造形も手が込んでいます。
以上、いかがでしたでしょうか。
全2回にわたる、ゆりとはあまり関係のない 笑
昆虫たちの特集でした。
いよいよ今週末8/23(日)でフィナーレとなるダイナランドゆり園!
今はゆりアートが絶賛咲き乱れ中。
お花と一緒に暮らす、小さな彼らをさがしてみるのも、
また面白いかも?
夏休みの宿題が終わってないお友達!
今ならまだ間に合う……かも!?
夏休みの宿題は、自由研究と工作だけ真面目にやる派
の ぽっちゃり ちゃんこ主任でした。