久しぶりの面会だった。
何度か面会を求めてLINEを飛ばしてたけど、今日の当日になって「昼寝する前に来て」と連絡があった。
あわてて連絡してみると彩詩の声で「おっきい公園行こー!」って。
いつも行ってた布勢の運動公園だ。
最近、暖かい日が続いてて公園日和。

あわてて準備して、子どもたちのいるアパートに向かった。
チャイムを鳴らすといつもドアの向こうからバタバタと足音が聞こえて「パパー!!」って声が聞こえる。
鍵が開き、ドアを開けるとふたりが満面の笑顔で笑ってくれる。

母親は花粉症で体調が悪いらしく、彩詩と悠暉を連れておっきい公園に行くことに。
もうすぐお昼だったので、先にスシローに行くことにした。
行ってみるとあまりの人で、晩御飯にしようと子どもたちに相談して、パン屋さんに行ってパンとパックのジュースを買って公園に向かった。
道中にパンをかじりながら、ジュースを飲んだ。

公園につくと、ふたりから抱っこをせがまれ、ふたり抱えて遊具まで走るとおおはしゃぎ。
最初はちいさな滑り台でふたりいっしょに遊んでた。
彩詩はすっかりお姉さんでいつも「悠暉といっしょに滑る」とかあれする、これすると言う。
「はるくん、おいでーー!」って叫んでる。
悠暉は自由奔放で動くものだからイジイジしてる。

彩詩にとって悠暉は宝物だね。
本当に悠暉がいてくれて良かった。
悠暉のおかげで彩詩が孤独にならなかった。

悠暉はいつも笑顔あふれている。
勇猛果敢にいろんなことに挑戦し、笑ったり泣いたり。
いつも周りを見渡して、泣いてる子がいたら心配してる。
これからもお姉ちゃんを守ってやってくれ。

いろいろ走り回って、大きな螺旋になった滑り台に行き着いた。
彩詩は前でその後ろに悠暉とパパ。
悠暉は2歳なので、抱えて滑った。
彩詩はこんな大きな滑り台をひとりで滑れるようになったんだね。
「もう1回!」って丘をのぼり、何度も滑った。
そのあとは、ドングリや松ぼっくりを拾ったり。
12時頃に公園に来たが、気づけば15時になろうとしてた。
彩詩がトイレって言ったので、駐車場のとこにあるトイレへ。

次はどうしようかと思ったところ、ヒマラヤにソリが売ってあったのを思い出した。
買い物に行こう!と子どもたちを車に乗せ、ヒマラヤでソリを買った。
彩詩がイオンに行きたいというので、その先のイオンに。
その運転中に悠暉が寝てしまった。
お昼寝の時間が過ぎてたからね。
眠かったんだろう。

ということでイオンでは、悠暉は子供用カートで寝かせて、彩詩と手を繋いでフードコートに。
それまでたこ焼きが食べたいと言ってた彩詩だったが、サーティワンがあるのを見ると「アイス食べたい」と言う。
なので、カップに入ったオレンジのアイスを頼んだ。
半分コしようねって言うと、順番にパパに食べさせてくれた。
アイスが減ってきて、悠暉も食べたいだろうと、しばらく寝ていた悠暉を起こした。
眠気眼だったが、アイスを口に入れるとパチッと起きて、嬉しそうに食べてくれた。

それからおっきい公園に向かったが、今度は彩詩がウトウト。
公園に着いたら、起きてくれた。
20~30mくらいの斜面をソリで滑るととても喜んでくれた。
次は子どもたちだけでソリに乗せて滑らせた。
喜んで滑ってくれる。
ふたりとも大きくなったものだ。
彩詩は前が良くて、悠暉は後ろが良いと言うので、この順でソリに乗り込み、パパがソリを押すとソリがふたりを乗せて滑ってゆく。
前からしたかったんだよな。
ソリ遊び。
喜んでくれて良かった。

そうしていると、夕方5時のチャイムがなったので帰ることに。
夕飯はスシローと約束していたので、スシローに行こうという事になった。

母親に連絡して、4人でスシローに行った。
夜もすごい人。
しばらく待って、テーブル席に着いた。
昼はパンだったし、ふたりともいつもよりたくさん食べてた。
パパも釣られて食べすぎた。
ママはちょっと体調悪そうだったが、それでもけっこう食べてた。

お腹も膨れて、アパートに帰って、彩詩の前髪を切ると約束したので、前髪を切ることに。
前髪の散髪はいつもパパの担当だった。
目にかぶって涙袋まで伸びた髪の毛。
眉毛くらいにパッツンに切って、そっから縦にすいて行った。
いつもの前髪ができた。

散髪の最中にお風呂をためていたので、前髪が完成した頃、お風呂がたまった。
ママが最初に入ったので、絵本を読んだりして上がるのを待った。

あがったら、3人でお風呂に向かった。
ふたりとも身長がだいぶ伸びて、もうパパの膝の上では収まらない。
いろいろ工夫しながら洗った。
悠暉を最初に洗って湯船へ。
次に彩詩を洗って湯船へ。
すると悠暉は「もうあがりたい」って言うので、身体を拭いて、ママのところにあがらせた。

パパも身体を洗ってると彩詩が背中をゴシゴシしてくれた。
なんとも言えなかったね。
とても嬉しかった。

彩詩とお風呂に入るといつもパン屋さんごっこをして遊ぶ。
風呂のふたをかぶって屋根を作って、パン屋さんごっこしたのをいつまでも覚えててくれてる。
今日もパン屋さんしてあがった。

ふたりの濡れた髪をドライヤーして、歯磨きをした。
もう21時を回り、悠暉は寝る時間でママがベッドに連れて行くが、パパがいると気になって寝れないらしく、帰ることになった。

彩詩はママが悠暉を寝かしつけてる間はひとりで遊んでるらしい。
ママも疲れていてそのまま寝てしまうこともあるのだとか。
すると、彩詩はひとりでしばらく遊んで、眠くなるとママ達のいるベッドに潜って勝手に寝てるらしい。

寂しい想いをしてないといいけど。
彩詩はいつの間にか逞しくなった。
親である俺達がそうさせたのかな。
その強さは半分、意地っ張りではないかな?

ふたりの意地の向こうの寂しさを分かってやらないとなんにもしてやれない。 
自分だけパパが側にいないと卑屈になって欲しくない。
出来ることは全部してやりたい。
君たちが望む限り、力になりたい。
そのための努力をして行くつもりだ。

自分から耐えかねて離婚を請求したのに、勝手なもんだよな。
ごめんな。
出来る限りの面会を重ねて、君たちが「自分にもパパがいるんだ!」と胸はって言えるよう努めたい。