瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝7時から再放送されます。(再放送時間は2024年1月から朝7時へ変わりました)
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ご相談からスタートです。
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どうしても、ちょっと相手に仕返しがしたくなります。
その心が常にあります。その心はどうすればいいでしょうか?
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先生:「私はそういう時は仕返しをしないの。もし、私が傷ついたり怒ったり何かしら望ましくない感情になったことを相手に伝える。それ以上は何もしない。傷ついたということを相手に絶対に知らせる。この目的なんだと思う?そこには大きな狙いがあるの。」
年美さん:「なんででしょう???」
先生:「ここが大切なところなの。この人はどうしても仕返しがしたくなるのよね?仕返しをしたくなるというエネルギーがある。このエネルギーのことを仏教では業という。
良い業と悪い業があって、良い業というのは巧みな行いということなの。悪い業というのは下手な行いということなの。業の良し悪しは巧みな行いと下手な行いみたいなかんじで見分けると分かりやすいと思うの。
この世の中に働いている壮大なシステムは因果応報なの。あなたが言ったその言葉や行いによって瀧本に傷が付いたということは、あなたの業はよくない方の業だったと本人に知らしめたいわけ。
私が全く気にしてないとなると悪業として成立しない。私が傷ついたまたは怒ったということによって悪業となったと伝える。そのあとは因果応報にお任せする。」
年美さん:「すばらしい![]()
」
先生:「私が仕返しをしてしまうとその人に悪業を相続する事になる。そんな人からの悪業を相続しない。悪業がえしをしていくなんて愚かな生き方は絶対にしない。自分が手を下さなくてもこの世の中は因果応報。悪の種を撒いたら悪の結果がその人に返る。絶対不動なるシステムで動いているので、あなたのその言動は悪業ですよと相手に言った時点で悪業として成立するので、私の仕返しはそれで終わりなの。」
年美さん:「仏教を勉強していたらドキッとしますね!」
先生:「私は何もしない。因果の道理(因果応報)はシンプルな法則だけれども見落としている事がよくある。このご相談者のかたもそうよね。怒りをおさめるにはどうしたらいいのかということにフォーカスしてしまっているけれど、仕返しをしたいと思う必要のない世の中に生きていますよね?ということなの。
問題はこちら側が傷ついたかどうかなの。もし傷つかなかったらその人の悪業にならないから。もし、この方がどうしても仕返しをしたいと言っている以上、もうあなたは仕返しの仕込みが終わっているということなの。
そして、それ以上心を動かしてはいけないの。早く傷ついたところを見たいとか思うとそれは身口意の三業であなたの悪業になってしまう。」
年美さん:「そういう気持ちがあるのも分かります。」
先生:「答えは、今の私の話を聞いて仕返しなんて考えない。この世のシステムがどうにかするので後は忘れるということです。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
私もご相談者の方の気持ちよく分かります。
なので、私はブログ初めた時に、嫌いな奴の苦しんでいる姿をいま見たい!という題名で書きました。ご相談者の方の場合ちょっとだけ仕返ししたいということだったので優しいなと思いました。
いつも、先生のようにお天道様にお任せしておけばいいとか、そういうことをいう方がいるのですが、仕返しをしたいというよりも、私が見れる時にその人がダメージ喰らっているところを見たいので、私が手を下さなくても全然よくて、その人のダメージを見たいんですよね。ただそれだけ。しかも近々に!
でも、そういう人に限って器用に生きているから障害をすり抜けるというか動じないんですよね。それにしても、ちょっとだけ仕返しなんて可愛いですね。
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瀧本先生から真解(鑑定)を学んでいます。数年後には立派な鑑定士になっていることを目標に免状をいただけるように勉強しています。鑑定士になった時はよろしくお願いします。