瀧本先生のラジオは毎週月曜日の23時からと、毎週土曜日朝8時から再放送されます。
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悟るのに必要な3つ目は何でしょう?
先生:「3つ目は何を超えるんでしょう?疑いを超える。」
年美さん:「疑い?」
先生:「そう。ところが、これは昔のノートを見ないと内容を言いにくい。それはなぜかというと、十徳というものと六徳というものがあるの。それ以外にもあって、これらすべてを超えないといけない。その項目を今覚えていないけれども、3つ目のタイトルとしては疑いを超えるなの。」
年美さん:「疑いを超えるというのは、何かが起こった時に疑うことの疑いですか?」
先生:「そう思っちゃうでしょう?そうではなくて、自分が今生きていて因果の法則によって自分というものが死んだ後も含めて、このようになって、こうなって自分は生まれ変わるんだって目に見えないシステムに関して自分の存在価値に関しての疑いを持たないこと。」
年美さん:「なるほど!」
先生:「ここはもの凄く深い哲学が入ってくるの。そして説明がとても難しい。もの凄く表面的に説明するとそんな感じかな。疑いという言葉はすごく身近よね。今年美ちゃんが言ったような”この人嘘ついてるんじゃないの?”とか、そういう疑いを含めてもいいと思うの。
これを初めて勉強したときってややこしいって思ったの。理解ができないから超えられないって最初思ったのよ。その時の私の中で走り去った思考は、十徳とか六徳とかわからないけど、総称的には【疑いを超える】ということなのだから、一切の事に疑いを持たないという事でいいんじゃないかな?って、自分で勝手に思ったの。」
年美さん:「小さなことが壮大な何かに繋がる気がします。全てを受け入れるというか、全部受け入れて信じるということですか?」
先生:「そうだと思うの。何回も読んで何回も文献まとめ直してもわからない。。。いろんな本を探したり調べたりしても、上手に納得できるように書いてある人がいないの![]()
どちらにせよ、そこまで行けないから私は戒禁取見というところを100%達成するところで今回の人生を終えるのかな?って思っているの。
やっぱり疑っちゃうよね?」
年美さん:「はい。疑いますね。ちょっと怪しいなって思いますよね?」
先生:「だから、それを超えることを頑張っているけど疑っちゃうね。」
区切りがいいのでこの辺で![]()
全ての悟りの項目を知ったわけではないのですが、この【疑いを超える】というのが一番難しいと感じました。特に自分に対しての疑い。自信がないというところからきているのはわかるのですが、自分の希望に対して疑ってしまう。きっと出来ないんじゃないか。やっても無駄なんじゃないか。。。など。
話を聞いていて不思議に思ったのは、仏教は生まれ変わりとか死後の世界をあまり語らないと聞いたような気がしますが、十徳や六徳には輪廻転生のことが書かれているのでしょうかね。昔先生が法施(仏教の教えを広める人)をすると来世は裕福な家庭からスタートできるって聞いたことがある。それを聞いて、前世で私は何もしてきてないんだなぁと思った記憶がある。
よく、来世を気にされている人がいるが私は来世より今世の死に方の方が気になる。ポックリ死にたいというか、死んだこともきづかない感じで死にたいからだ。先生に死に方を選べないのか質問してみたら、私は無理だと言われました。やっぱりね![]()