あの頃私が見失っていたものは
夫の良さだったと思います。
夫以外に恋をして
(しかも家では被害者としての訴訟問題が起きていて、その夫の対応にイライラしてた時期)
夫の粗ばかり探して文句を言ってました。
後輩くんの良いところがキラキラ光って見えていたし、後輩くんにあって夫にないところは、夫の欠点として、すごく嫌だなぁって思えていました。
誰にだって良い点と悪い点があるのに
結婚生活ってそこを妥協しながら
気持ちよく折り合いを付けていく事なのに
あの頃は、夫の悪い点ばかりに焦点を当てて見て、夫より後輩くんが優れている様に思えてました。
これは恋をしてない時に限りますが、
結婚生活でうまくいかない時、どちらかが一方的に悪いって事はそうそうないと思ってます。
ただ恋をすると、その期間は恋した相手が数十倍割増に良く見えて、他を排除してしまう傾向にあると思います不倫した人の家族の批判はそう言う事なのだと思います。100%のうちの僅か数%でも欠点に焦点を当て比較する…
恋をすると、相手の良いところしか見えず、冷静で平等に物事をとらえられない、と言うか冷静に客観的になど恋をしているとその基準はなくなる💦
当たり前に今ある幸せ。それが何によって作られて支えられてきたかってことを、完全に見失っていたし、その土台があるからこその余裕やスキルを自分一人で積み上げてきたかの様に感じていました。
私は不倫はしてません。夫を裏切ることもしてません。ただ夫以外に少し恋しただけなのに、それでも自分の根幹を揺さぶる強い衝撃がありました。やっぱり恋のエネルギーってすごい💦
はたと夢から覚めて見えてきた世界。
幸せの青い鳥はいつだって自分の側にいる、その事を忘れて外に探しに行くチルチルとミチルを思い出しました。
↑こちらも虚構の世界^ ^