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本石昌也会長(グリーンツダジム)
Shimada Super Channelの取材協力ジムであり、2015年西日本新人王の三階級に参戦し、三階級総てを制覇したグリーンツダジムの本石昌也会長にこれまでの歩みをお伺いする。2014年4月1日にグリーンツダジムの会長に就任して一年半の歩み。
本石昌也会長 インタビュー最終章
―世界チャンピオン誕生の夢!
世界チャンピオン誕生まで、僕の中では、後三年!
三年は切っていますね。切ってます。
川口裕選手、そして、タイでプロデビューして現在は日本スーパーフライ級8位の奥本貴之、彼はスピード抜群です。
そして、現在は、海外で活躍中の「闘将」青木誠、それから真道ゴー選手、若手では田中一樹選手。
田中選手は選手としてだけでなく、人間として、何かちょっと、他の人が持っていないカリスマ性というか、スケールの大きさを持っていますね。
真道ゴー選手もグリーンツダに移籍してきました。
本当に強いですね。普通に「強い」です。女子ではずば抜けでますね。
世界トップクラスの女子を迎えて責任が重いですね。来年は試合を考えています。
僕が言う「三年」には、川口の可能性も奥本の可能性もあるし、青木の可能性もあるし、田中の可能性もあるし、その他の可能性もある。
真道ゴーも勿論!
日本タイトルに関しては、今、最も勢いに乗っている日本ウエルター級7位の矢田良太はタイトル奪取の立ち位置に入ったと考えています。今、うちのグリーンツダに日本ランキングを狙えるA級ボクサーが大勢在籍していますから、夢に向かって燃えてほしいですね。
世界も日本も誰が来るかは、これからのレースです。
―グリーンツダ、大変雰囲気良いですね。
僕が会長になってから、特に「挨拶」というのはもう徹底させましたね。
僕が玄関までお客様をお迎えして、またお送りする。
その時に「お客様が帰られます!」と練習生全員に声をかけて集めてお見送りするというのを始めました。
今では僕がいなくてもやっています。
ボクシングは「礼儀と感謝と努力」が揃わなかったら、この世界の本物の強者にはなれないです。
そして、個性を出せる環境でないと、人って伸びないと思うんです。
僕は選手の個性が引き出せる環境を常に意識しているんですよ。
そして個性を引き出して、それをボクシングに当てはめていく。
今、グリーンツダには入会希望者が増えてきています。
名門と言われるには、まだまだ、まだまだですけどね(笑)。
―これからのグリーンツダジムはどんなジムにしたいですか。
今年は西日本新人王に出てきて、三人連続リングインして三人とも勝者になって帰ってきた訳ですけど、これを今年だけのことにせずに、来年も、再来年もにしたい。
僕が一番こだわっているのは新人王なんですよ。
若手が常に育つ環境にするということが結果的にジムを育てることになると思います。
チャンピオンを育てるということは、普通一発勝負だと思います。
チャンピオンを毎年育てるというのは難しいことで、運とかタイミングとかの問題もあると思います。
これは、この間の西日本新人王戦の会場で、うちの選手が戦う前にもみんなに話したんですが、新人王というのは毎年あることで、これを毎年やっていく、新人王が毎年出るジムにしていきたいんですよね。そこから、毎年、日本チャンピオン、東洋チャンピオン、世界チャンピオンが出る、それを狙える環境にしていきたいんです。
今の段階ではまず、新人王を常に狙える環境にするということが一番大事なんです。
島田信行チーフアドバイザーに教えて頂きながら、グリーンツダジム一丸となって頑張って行きます!
子供の時代から大好きなボクシング、そして小松則幸と誓った二人の夢、選手達の夢、僕のボクシングへの情熱はぶれません。
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©2015&TM&SM Takeru Fudo
写真 文章 不動武
本石会長、ご多忙の中、インタビューにお答え下さり、誠にありがとうございました!
TEL06(6981)2117
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取材協力
グリーンツダジム
(会長 本石昌也)