空手仙人岸信行 悩み 鬱(うつ)と藥         不動武 | 能城国際行政書士事務所のブログ

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 鬱(うつ)というのは昔からアメリカの大都会で蔓延してるけど、俺は基本的にはこれに藥を使うのは反対だね。
鬱っていうのは神経や精神が正常だからなるんであってね、不安や危険を感じなくするっていうのは、正常な神経をわざわざ壊すようなもんだ。
今の訳の分からない、社会や組織の中じゃ、鬱になるのは無理がない。
ある人がね、会社の職場環境がおかしくて、心身不調だけれども、働いて家族を守らなきゃってことで、医者に貰ったその手の藥飲んだ。そしたら、依存症になりやすい藥で、中毒になって、仕事も家庭も失った。そういうこともある。誠に気の毒ではあるけれども、人生の運転ミスだね。
その人は藥に頼らず、仕事を変えるべきだった。
正直、精神病院や心療内科に通っている人が事故や事件を起こすと、病気のせいか、「藥のせいか」って思う部分はあるよ。
なるべく早い段階で空手をやることだと思うよ。空手っていうのは、何か特別な能力を着けるんじゃなくて、人間が原始的に持ってる能力や機能を活発に復活させるもんだからね。その対極にある、過度の不自然さが生み出す鬱には効くんだ。
俺の道場にも昔、自閉症で、自殺願望のあるのがいたんだけど、俺の道場で空手やって、180度転回して、今じゃ、都会で大勢の客を相手に商売やってるよ。人間なんて、そんなもんだ。
俺の道場を映画の「あかひげ」の診療所みたいだっていった奴もいたけど、良いじゃないか、強くならなくても、健康で明るくなるなら(笑)
(聞き書き 不動武)