私は「青春」というのは心の持ち方だと思います。
私は二十歳前後の頃は色々あって全然暗かった。
今の方がはるかに青春の太陽が人生で燃えています。私の場合、女の子にモテないのは世代に関係ないようです。
私の父方のお祖父ちゃんは60歳で入れ歯を勧められて、「もう死ぬから」と断り、70でも断り、「あの時、入れときゃあ」と後悔し、80でも断り、「あの時、入れときゃあ」と後悔しました。
結局、90歳まで生きました。
最初に入れときゃ入れ歯は30年使えた。
江戸幕府の礎を作った天海和尚はかなりの高齢者になって、将軍徳川家光から柿を貰って食べ、その種を懐紙に包んで持って帰ろうとした。
家光が
「どないすんのん?」
天海が
「庭に埋めて育てまんねん」
家光が
「おどれ、もうじき、くたばるくせに!」
10年ほど後に
天海が
「上様、柿でもどないでっか?」
家光が
「うまいやんけ、この柿。どこの柿や?」
天海が
「あの時、上様にもらった柿の種から育った樹の柿でんがな!」
人生はいつが遅いとは言えない。
人間は毎日が命日。
夢は見ることに価値がある。
成否は不問だ。
(おそらく会話は大阪弁ではなかったと思います)
不動武

アメリカの方から頂いたニール・ダイヤモンドの写真集。もうかなりの高齢だが全世代に大人気!

岸信行先生のハンドメイドの山の道場で。