生きる糧で一万時間。

一万時間の法則。


人生は豪快で壮大で楽しいものです。

無限大の価値がある。



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先月、2023年の終わりまでの指導時間を集計して、これまでの総指導時間が1万時間を超えました。

私がヨガ指導を始めたのが2006年の7月頃。

指導時間の記録を取り始めたのは2011年の半ば頃からで、計上に入れていない指導もあるので、

実質の総指導時間はもっとあって1万時間はもっと前に超えているのだろうけれど、

プロとしての指導で、計上を始めた時から昨年末までに確実に一万時間を超えました。


↓これ(全米ヨガアライアンスの管理ページにて計上してます


一万時間の法則とは、ある分野で一流・プロレベルになる為には、

一万時間の練習、訓練、実践、学び等が必要である、

実際に一流のプロ等は専門性を高めるためにそれらに一万時間を費やしていた。

というものです。


フロリダ州立大学のエリクソン博士が考案し、

イギリス人のマルコム・グラッドウェル氏の著書・原題:Outliers: The Story of Success

に書かれて広まったようです。


最初にヨガの指導を始めた頃。

(↓以前の自己紹介ダイジェストにもちょっと書いたのでみてみてね)

記事はこちら

 

私はヨガを仕事として始めるのと、実践者となるのはほとんど同時でした。

それまでは数える程の回数を体験した程度、ヨガとは何かというのは当時まだ数少なかった書籍などで独学した程度。

始めた当時、ヨガとは何かよくわかっていなくて、採用されてから最短で本格デビューするために

研修は真剣に本気で向き合い取り組みました。

研修のときにはすでに、これは半端な気持ちじゃできないというのがすぐ分かりました。

だから本気でやりました。

提示された以上の回数のクラスを受けに行き、プラスで独学での学びも続けました。

デビュー直前に立候補して、そのスタジオ運営の社長さんや役員さんたちがたくさん見ている中、

採用試験の実技のリード役もやらせて頂いたりしました(むしろこれがデビュー戦といっても良い、、)

デビューしてクラスを担当し始めてすぐ、自分の道がこちらにあることが何か直感でわかりました。

クラスをリードしていく中で明らかに大いなる何かに動かされている感覚、というのを実感していました。

本気でこの道のプロになることを決めたのでした。

 

それでもヨガというものは全てを包括するもので、

当時の私にはヨガとは何かを明確に言葉にすることができず、

私自身の理解ややっていることは、まだまだ表面をさらっている程度、

水面につま先をつけている程度のものだっていうのもわかっていました。


だから質が足りないなら量をやる。

量が質を補う、量が質に変わる。

質はすぐには上がらなくても、今の私にできることは量をあげることだと、

クラスの代行指導はできる限り引き受け、任された以上の量のクラス指導を実践しました。


そして、量は質に転換する。


こうやって3年間、本気でやっていたら

スタジオの指導をしながら店舗運営をやらせて頂けることになり、

さらに数店舗の運営もやることになりました。

※ちなみにこのころの指導時間は一万時間のカウントには含まれていません。


この仕事をすることが私と外の世界を繋ぐ媒介にもなりました。


そこからは上記の自己紹介ダイジェストにもちょっと書いたように

一時期ヨガの仕事を一時休止し、

再び海外に出て世界を飛び回るという思いを実現させるに至ります。

その頃もまだヨガというものを深く理解するに至らず、

でもこの業界でまた一からしっかり学び直そうと決めて、独学で学びを続けつつ、

2011年に今にとても繋がる大きな一歩を踏み出し帰国しました。

例の一万時間の計上はこの後から始まりました。


2015年からはついに指導者養成講座の認定トレーナーとしても活動を始めることができました。


私は何かで日本で初めてのことをやってみたい、先駆けの第一人者になりたい、と思っていました。

2011年にヨガ業界に復帰したときに携わったのが

当時まだ日本に入ってきて間もなかった偉大な指導者達を世界で多数輩出しているYogaWorksというスタイルで、海外のトレーナーを日本に招いて養成講座を開催している状況でした。

だから、日本で初めてこの講座を担当する日本人になる!と決めました。

海外講師の講座の通訳もたくさんやらせて頂けたことで、普通に学ぶ何倍も身につくことになったどころか、チャネリングのスキルみたいなものまで身につきました。

そして思っていたより早く日本で初めての認定試験が実施されることになり、

日本での初めての認定トレーナーになり日本人トレーナーとして講座を担当することが実現しました。

当時の現場を離れて6年以上になりますが、今となってはそれが当たり前に行われていて、

パイオニアとしてそこに関われたこと、道を開けたことを今も嬉しく思います。


そして今、開業して6年目。

ヨガとは何か、始めた当初とは比べ物にならないくらいいろんなことが腑に落ちて

私じゃない何かが私の口を使って代わりに語ってくれることも増えて

わからないことは本当の自分にきけばいい、ということもわかって


この役割は、人と繋がる媒介でもあるし、自分と繋がる媒介でもある。

この役割を果たすことで、私はこれで生活をさせて頂いています。

だから生きる糧でもあるし、ライフスタイルそのものでもある。


人生は豪快で壮大で楽しいものです。

無限大の価値がある。



私は関わる人たちにポジティブな影響を与える価値あるしごと・活動をしていきます。

本気の人に会いにいくし、会いに来て欲しい。





阿吽の樹 -Yoga & Ayurveda Studio-

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